今日は前回の続きで、IHクッキングヒーター用に購入したお鍋やフライパンについて、レビューを書いてみます。
2. 琺瑯(ホーロー)のお鍋
前回書いたように、元々使っていたティファールの鍋が使用できなかったので、IH対応の鍋を買い直すことになりました。
IH対応と言ってもピンからキリまであるわけですが、嫁子さんの控え目な希望の声に応えて、大物の鍋についてはルクルーゼのホーローの鍋を選択しました。
また、比較的小さなサイズの鍋としては、同じホーローでも軽くて取り回しがよさそうな野田琺瑯のものを選びました。
ルクルーゼは辻堂駅前のテラモ(←テラスモール湘南のこと)の1階に入っていますし、野田琺瑯の鍋はテラモの敷地内のACTUSでも購入することができます。
ルクルーゼの方は、深鍋として「LE CREUSET ココット・ロンド 24cm」を、浅鍋として「LE CREUSET ビュッフェ・キャセロール 26cm」をそれぞれ購入しました。(写真はオレンジですが、実際に購入したのはココット・ロンドの方がイエロー、ビュッフェ・キャセロールの方がホワイトのものです。)
野田琺瑯は、「ポーチカ IH200V対応 キャセロール 20cm PO-20W」と「ポーチカ ミルクパン 12cm PO-12M」とを購入しました。
ちなみに、フライパンは、「LE CREUSET TNS シャロー・フライパン 26cm」を購入しました。
(1) ルクルーゼのホーロー鍋
まず、ルクルーゼの鍋ですが、よく言われるように重いです。半端なく重いです。しかも、使用後はきちんと拭いて(特に縁の部分)しまっておく必要があります。ホーローの加工が剥げないように、フライ返しやお玉なども、金属製のものは使えません。はっきり言って、取り回しの良さという意味では、かなり悪いです。
それでも、熱が逃げにくいこと、食材を入れても鍋の温度が保たれやすいこと、(きちんとかき混ぜていれば)食材がこげつきにくいことなどから、作った料理がとても美味しく感じます。
特に煮物やシチューなど煮込むものは、食材に火がよく通り、味がよく染み込みます。そんなわけで、冬の間はおでんなんかもよくいただきました。
また、保温性が高いので、IH側で保温しなくてもかなりの時間、温かいままなので、お代わりするときなんかは、温めなおす必要がありません。
嫁子さんは、煮物を作るときに早めに火を止めて余熱で煮込むといった工夫もしているみたいです。
というわけで、取り回しの悪さを差し引いても、とてもお勧めできる製品だと思います。人気があるのも頷けます。大切に使って、長持ちさせたいところです。
(2) 野田琺瑯のホーロー鍋
一方、こちらはルクルーゼのような重さはなく、お手入れもわりと普通の鍋の感覚で使用できます。その分、ホーロー鍋の特徴も薄くなっている感じですが、プラスマイナス・ゼロで、お値段も含めトータルとしてはバランスの取れたよい商品かなとおもいます。お味噌汁とか、何か茹でたりとか、手軽に使いたい時に重宝しています。
ちなみに、12cmのミルクパンはIH対応とは書かれていないのですが、ちゃんと使えています。径が小さいので、IHクッキングヒーターによっては使えない場合があるのだろうなと思います。PanasonicのST373SKは最小で直径12cmまでなので、ギリギリOKでした(IHでの利用は自己責任でお願いします)。
(3) ルクルーゼのTNSフライパン
TNSとはToughened Non-Stickの略らしく、特殊加工で強化した(Toughened)アルミニウムに高品質なフッ素加工(Non-Stick)を施したフライパンということのようです。ホーロー鍋ほどではないものの、こちらもかなり重いです。
でも、IHではフライパンを片手で持って食材をひっくり返しながら料理するわけではないので(IHのトッププレートから離すと加熱されないので)、むしろ重さは安定感が増してよい感じです。
熱の伝わり方もよく、今のところ焦付きが全く起こらないので、非常に満足しています。
どれくらいの年月、この使用感が保たれるのかはまだ未知数ですが、1年弱を経過しても、快適さに変わりがないので、このままでいてくれることを祈っています。
実は、このフライパンに加えて、KEYUCAで別のフライパンを買ったのですが、すみません、我が家とは相性が悪かったみたいで、今は封印しています・・・。
油を多めにして、よく熱してから炒めるとかすればよいのだと思いますが、「焦げ付いても、ナイロンたわしでゴシゴシ洗えます」という特徴が、なぜか「焦げ付くので、ナイロンたわしで毎回ゴシゴシ洗ってください」になってしまって、とにかく使いこなせませんでした。
なかなか難しいものですね。
というわけで、スポンジのお話は次回に続きます。
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