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2017年6月18日日曜日

改正FIT法で太陽光10kW未満でも事業計画の提出が必要ってホント?!(2017/6/18)

みなさん、こんにちは。

今日は、改正FIT法(再生可能エネルギーの固定価格買取制度が改正されて、平成29年4月1日に施行されています)で、9月末までに「事業計画」の提出が必要になったらしい、ということで、そのことについて書いてみようと思います。


と言っても、FujisawaSSTにお住いの方の場合は、三井不動産レジデンシャルさん、大和ハウス工業さん、パナホームさんといったデベロッパーさんたちがサポートしてくださるようなので、そちらのご案内に従えばよいようです(同じデベロッパーさんでも入居時期によって手順等が異なることもあるようです)。

まぁ、でもせっかく調べてみたので、ブログネタにさせていただきます。(笑)

なお、私と同じ境遇の方=平成29年度の改正法施行前に10kW未満の太陽光発電について余剰買取で売電の契約をされている方が対象(10kW以上の太陽光発電や他の自然エネルギーは対象外)の記事となります。

あしからず、ご了承くださいませ。


≪目次≫
1.そもそも関係あるの?
2.事業計画って何を書くの?
3.どうやって提出したらいいの?
4.遵守事項ってなんだ?
5.おわりに


1.そもそも関係あるの?


「事業計画」の提出が必要、なんて言っても、「それって10kW以上の全量買取で売電している事業者さんや準事業者のような方々が対象なのでは?」と思いたいところ。

が、結論から言うと、10kW未満の太陽光発電を余剰買取で契約している私のようなケースも、改正法の下で「事業計画」の提出が必要なようです。

具体的には、改正された「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(PDF注意)」の附則にて次のように定められています。

第四条 この法律の施行の際現に旧法第五条第一項に規定する接続をしている旧法第三条第二項に規定する特定供給者・・・は、この法律の施行の日(以下「施行日」という。)に新法第九条第三項の認定を受けたものとみなす
2 前項の規定により新法第九条第三項の認定を受けたものとみなされる旧特定供給者・・・は、経済産業省令で定めるところにより、経済産業省令で定める期間内に新法第九条第二項各号に掲げる事項を記載した書類を経済産業大臣に提出しなければならない。
第七条 附則第四条第一項・・・の規定により新法第九条第三項の認定を受けたものとみなされる場合以外の場合には、旧認定は、その効力を失う

つまり、平成29年4月1日の時点で売電している人は、自動的に改正法の認定を受けたことになるけど、改正法に定められた書類を提出しなければならない、ということのようです。

そして、それをしない場合には認定の効力が失われてしまう、ということのようです。

2.事業計画って何を書くの?


事業計画なんていうと、ちょっと身構えてしまいます。

通常「事業計画」と言えば、初期投資の費用、毎年の収益見込み、毎年の必要経費、投資回収にかかる年数なんかを書く必要がありそうです。

でも、建売分譲の場合、太陽光発電部分のみのコストが必ずしも明確でない場合もあるので、初期投資の費用とかどうしたらいいんだろう?なんて不安になったり。

でも、そんな心配は不要でした。

少なくとも「10kW未満の太陽光発電の場合」は、かなり簡単な内容を記載するだけでよいようです。

資源エネルギー庁さんの「なっとく!再生可能エネルギー」のページに置いてある「10kW未満の太陽光発電の場合」の代行申請時の事業計画書の見本(記入例)(PDF注意)によると、事業計画として記載しないといけない項目は次の通り。

  • 提出者の住所・氏名・電話番号
  • 設備ID・設備の所在地
  • 太陽光発電の合計出力(kW)
  • 接続契約締結先
  • 買取契約締結先
  • 買取価格
  • 運転開始状況(開始済みにチェックをつけるだけ)
  • 遵守事項(各項目にチェックをつけるだけ)

いずれも電力会社さんからの「購入電力量のお知らせ」と上記記入例とが手元にあれば書けそうな内容ばかりです。

この程度なら私にも書けそうです。


3.どうやって提出したらいいの?


平成28年度までに認定を受けた方の事業計画の提出」によると、事業計画の提出方法は2通りあるようです。

(1) 自分で直接的に電子申請をするか(直接申請)、(2) 再生可能エネルギー新制度移行手続代行センターに書類を提出して、同センターに電子申請を代行してもらうか(代行申請)。

直接申請の場合は、「ユーザIDを取得(ネット)」→「設備IDとユーザIDの紐づけの書面に印鑑証明書を添えて提出(郵送)」→「事業計画を電子申請(ネット)」の3段階。

まぁ、3段階と言っても1段階目と2段階目はネットなので、大した手間ではなさそうです。(太陽光発電の設置時期によっては、もともとユーザIDをお持ちの場合もあるのかも。その場合は、もっと簡単になりそうです。)

一方、代行申請の場合は、「事業計画書に代行提出依頼書と印鑑証明書を添えて提出(郵送)」という1段階でいいみたいです。

こう書くと「代行申請の方が楽?」という感じですが、今回、電子申請をしておけば、将来的に変更申請が必要になった場合(太陽光発電のパネルを追加した場合や名義が変わる場合など)にネットで完結できるという利点もあります。

とは言え、「変更申請なんて当面する予定ないしなぁ」というような場合には、代行申請で十分なのではないかなと思います。

なお、直接申請・代行申請のどちらにしても、印鑑証明書はゲットしておく必要があります。エネ庁さんのページの手順に従って事業計画の提出を受ける場合は、まずはそこからスタートということになりそうです。

※上記はあくまでも一般論ですので、くどいようですが、FujisawaSSTにお住まいの方は、具体的な手順はデベロッパーさんの案内に従ってください。

4.遵守事項ってなんだ?


「2.事業計画って何を書けばいいの?」のところで、遵守事項にチェックをつけると書きました。

10kW未満の太陽光発電の場合、具体的な項目は次の7項目となります。

  1. 事業計画策定ガイドラインに従って適切に事業を行うこと。 
  2. 安定的かつ効率的に再生可能エネルギー発電事業を行うために発電設備を適切に保守点検及び維持管理すること。 
  3. この事業に関係ない者が発電設備にみだりに近づくことがないよう、適切な措置を講ずること。
  4. 接続契約を締結している一般送配電事業者又は特定送配電事業者から国が定める出力抑制の指針に基づいた出力抑制の要請を受けたときは、適切な方法により協力すること。
  5. 再生可能エネルギー発電事業に関する情報について、経済産業大臣に対して正確に提供すること。
  6. この再生可能エネルギー発電事業で用いる発電設備を処分する際は、関係法令(条例を含む。)を遵守し適切に行うこと。
  7. 再生可能エネルギー発電事業を実施するに当たり、関係法令(条例を含む。)の規定を遵守すること。 

大したことは書いていないようにも思うものの、どこまでやったらよいのか、判断が難しい項目もありそうです。

まず2番目の維持管理ですが、資源エネルギー庁さんが公表されている「新制度に関するよくある質問」(PDF注意)によると、次のように説明されています。
住宅用太陽光発電では、専門的な保守点検等は難しい場合も想定されるため、最低限、目視等で異常がないかを確認する等の措置を考えていただき、保守点検及び維持管理計画の内容を検討してください。
なるほど、目視でよいから時々チェックをしていれば足りる、ということですね。

それから、3番目の「関係ない者が発電設備にみだりに近づくことがないよう」にする措置。

前述のよくある質問では次のように書かれています。
柵塀の設置が困難な場合(屋根や屋上に発電設備を設置する場合等)・・・には、柵塀の設置は不要です。
大抵の場合、パワーコンディショナーのような収納箱等により囲われている設備については、柵塀を設置する必要はありません。
とりあえず、住宅用の場合、屋根の上にさらに柵を設けたり、パワコンの周りを囲ったりする必要はないようです(10kW未満のケースしか調べていないので詳細は分かりませんが、街の外周に設置されているコミュニティ・ソーラーは何らか対策が必要なのかも知れないですね)。

そのほかの項目は、ざっと見た感じ、そんなにびっくりするようなことは求められていないようで、基本的には、きちんと管理をして、周りに迷惑をかけないように、ということのようです。

なお、1番目の遵守事項に挙げられているガイドラインは、「事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)」(PDF注意)が該当のものになります。

チェックをつけて「遵守します」と言う以上、一度、目を通しておくべきなのかもですね。


5.おわりに


というわけで、改正FIT法のもとで求められている事業計画の提出・認定について書いてみました。

「事業計画ってナンダ?!」と最初はちょっとびっくりしましたが、そんなに構える必要はないようです。

私自身としては発電設備を持って売電をしていることの意味(最後に廃棄するところまでしっかり管理する責任があることなど)を改めて感じるよい機会になったように思います。

大した書類を出させるわけでもないことからすると、案外、それが狙いだったりするかも知れないですね(特に10kW未満の太陽光発電をしている人に対しては)。

それでは、また。




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2017年5月4日木曜日

設置3年で太陽光発電量はどうなる?!(2017/5/4)

みなさん、こんにちは。

今日は、久しぶりに太陽光発電ネタを書いてみようと思います。

FujisawaSSTの物件は、パナホームさんの物件だろうと、三井不動産レジデンシャルさんの物件だろうと、大和ハウス工業さんの物件だろうと、太陽光発電システムが全戸に設置されています。

というか、先日「庭のお手入れがどんなに大変でも!(2017/4/27)」の記事で書かせていただいた「タウンデザインガイドライン」にて、各住戸は「CO2±0仕様」にしないといけないと定められているので、結果的に太陽光発電システムが必須ということになります。

そんな太陽光発電システムですが、気になるのはどれくらい発電してくれるのかということ。

2015年以降の我が家のHEMSの値をまとめてみたのがこちらです。

我が家の2015年以降の発電量

上のグラフのとおり、我が家もごたぶんにもれず、やはり5月が最大の稼ぎ時となっていて、頭一つ、抜け出しているのが見て取れます。

そして、冬の間は控えめな発電量になっています。

この結果には日照時間が大いに影響しているようです。

辻堂地区の日照時間(2015年以降および平年値)

発電量のグラフとほぼそのまま同じ傾向が見て取れます。

ちなみに、2017年は4か月連続で日照時間が平年を上回ってるので、発電量の方も前々年・前年を上回っているようです。

この勢いで5月以降も平年を上回ってくれるとよいのですが。^^


2015年以降の発電量と日照時間とを年ごとに累積してみるとこんな感じになります。
発電量と日照時間(累積)

累積発電量(折れ線グラフ)については、2015年がトータルで6,373kWhだったのに対して、2016年は5,995kWhということで、2015年よりも2016年の方が6%ほど、発電量が減ってしまっています。

一見すると、1年で5%以上のパフォーマンスダウン?と見えなくもありません。

が、累積日照時間(棒グラフ)の方を見てみると、2015年は2028.4時間、2016年は1869.1時間ということで、年間を通じて2015年よりも2016年の方が日照時間が8%ほど短くなっています。

そのことを踏まえて考えれば、経年劣化によるパフォーマンスダウンなどということはなく(←まだ設置後3年ですから当たり前ですが)、2016年は日照時間が短いなりに、健闘していると言ってもよいのかも知れません。

そして、2017年は今のところ、日照時間の累積が前々年・前年を上回るペースで来ていますので、発電量も同じ傾向を示しています。

このまま通年での発電量の記録更新を期待したいところです!


というわけで、「設置3年で太陽光発電量はどうなる?!」の問いに対しては、「日照時間の差でバラつくけど、設置3年程度では特に目に見えて劣化することはない」という答えになるのかなと思います。^^

それでは、また。

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2017年3月3日金曜日

オール電化向け料金プランの今@東京電力エリア!(2017/3/3)

みなさん、こんにちは。

電力小売自由化から早くも1年が経過しようとしています。

以前に調べた時には、オール電化世帯は完全に「蚊帳の外」状態でしたが、少しは状況に変化があったのだろうか、ということで、少し調べてみました。

1.オール電化世帯向けの典型プラン!


オール電化な世帯の場合、基本的には給湯設備としてはエコキュートが導入されていて、深夜電力を使ってお湯を沸かす、というのが基本だと思います。

そのため、必然的に、時間帯別に電気料金が設定されていて夜間に安い価格で電気を利用できるプランを選んでいることかと思います。

そして、東京電力さんからは、そんなオール電化世帯向けのプランとして、2016年3月末までは「電化上手」、4月以降は「スマートライフプラン」が提供されています。

それぞれの料金体系は、電力比較サイト「エネチェンジ」さんのページによると、次のとおりです。

電化上手

 
スマートライフプラン

そして、この2つのプランを比べた時に、「電化上手」の方が有利なのではないか(「電化上手」から「スマートライフプラン」に切り替えるメリットはないのではないか)というのは、「東京電力の新料金プラン!むしろ値上げ?(2016/1/11)」に書かせていただいたとおりです。


2.他に選択肢はないの?


基本的には、オール電化世帯では上述の2つのプランのどちらかを適用されている方が多いと思いますが、他にどのような選択肢があるのでしょうか。

エネチェンジさんのページで、東京電力エリアで提供されている他の「時間帯別料金」のプランを抜き出してみました。

抜き出し作業を行った2月22日時点で、次の5プランが提供されていました。

  • 東京電力エナジーパートナー:夜トク12、夜トク8
  • 昭和シェル石油:ホームプラン(昼はもちろん夜に差がでる電気)
  • 洸陽電機:生活フィットプラン
  • サニックス:サニックスナイトセーバー

このうち、洸陽電機さんの生活フィットプランは、従量電灯Bからの変更のみ受け付けということで、オール電化な世帯には無関係です。

(洸陽電機さんの生活フィットプランの、「夜間を低廉に抑えつつ、昼間を平日と土日祝日に分けて、平日をより高くする」という考え方はユニークですよね。オール電化ではないサラリーマン世帯では検討に値するのではないでしょうか。)

残りの3社4プランについて、見ていきます。


(1)東京電力エナジーパートナー:夜トク12・夜トク8


夜トク12・夜トク8は、スマートライフプランと同じ2016年4月から始まったプランで、30分間の使用電力量のピーク値で今後1年間の基本料金が決まるスマート契約の一種です。

スマートライフプランに対して有利なのは、基本料金が夜トク12・夜トク8ともにスマートライフプランの半額以下に抑えられていること。

基本料金だけを比べれば、電化上手よりも有利です。

従量料金については、次の図のように、それぞれ昼間・夜間の時間帯と価格が設定されています。

夜トク8・夜トク12・スマートライフプラン・電化上手の比較

スマートライフプランは基本料金が高い分だけ、従量料金が低く抑えられています。

それよりももっと抑えられているのが電化上手という感じでしょうか。

ちなみに、我が家の直近3か月の1時間ごとの買電量は下図のような感じです(パナソニックさん提供のPC用ツール「エコレポート作成ツール(アプリ版)」で作ったグラフです)。

1時間ごとの買電量

エコキュートの設置と太陽光の設置の影響が綺麗に出ています。

さて、この買電パターンを上記の4プランに当てはめるとどうなるか。

そんな時に便利なのが、同じくパナソニックさん提供のスマホ用アプリ「スマートHEMSサービス」の「電力プラン診断」です。


2017年1月からの過去1年間について比較してみた結果がコチラ。


我が家の買電状況では、電化上手>スマートライフプラン>夜トク8>夜トク12という順序になりました。

というわけで、我が家と似たような買電状況の場合には、東京電力エナジーパートナーさんのプランの中で選ぶなら、結局、電化上手もしくはスマートライフプランを選択しておくのがよいようです。


(2)昭和シェル石油:ホームプラン(昼はもちろん夜に差がでる電気)


さて、ここからが本番です。

東京電力エナジーパートナーさん以外の会社さんが提供する時間帯別料金のプランです。

まず一つ目は、昭和シェル石油さんの「ホームプラン(昼はもちろん夜に差がでる電気)」。

ホームプラン(昼はもちろん夜に差がでる電気)との比較

こちらのプランの特徴は、夜間の電気代が少し安めに設定されていることだけでなく、昼間の電気代が使用量を抑えればより安くなるようになっているところかと思います。

が、夜間の電気代がスマートライフプランよりも高いだけでなく、朝7時から夜8時までの月間使用量が150kWhを超えると、やっぱりスマートライフプランを超えてしまうので、残念ながら、オール電化世帯にとってはあまり有利なプランではないようです。

なお、エネチェンジさんのページでの昭和シェル石油さんの説明ページでも、次のように補足説明が記載されていました。
「オール電化の住宅でも申込み可能ですが、深夜など特定の時間の電気料金が非常に割安に設定されている場合もあるため、「昼はもちろん夜に差がでる電気」に乗り換えてもお得にならないケースがあります。オール電化専用の電気料金プランのなかには新規申し込みができないプランもあり、昭和シェル石油の電気に切り替えると、再度契約ができないため、注意が必要です。」

(3)サニックス:サニックスナイトセーバー


続いて、サニックスさんのサニックスナイトセーバーです。

今回、このプランを見つけた時、「おぉ、ついにこの時が来たのか!」と思いました。

が、どうやら、残念ながらぬか喜びだったようです。以下、どのようにぬか喜びだったかを少し書かせていただきます。

まず、料金体系を見てみると、どこかで見たような構成になっています。

サニックスナイトセーバーとの比較

そうなのです。電化上手とそっくり!

しかも、その金額は、電化上手の金額のちょうど5%OFFした値になっています。

これは、東京電力エナジーパートナーさんのオール電化割引5%を踏まえた価格設定ということですね。

しかもエネチェンジさんのページでは「東京電力エリアにお住まいのオール電化の家庭向けに「サニックスナイトセーバー」プランがあります。」とあります。

2016年4月以降に東京電力エナジーパートナーさんと契約された方は、スマートライフプランしか事実上選択肢がなかったわけですが、電化上手相当のプランが提供されているとしたら、この衝撃は相当大きいのでは?

そう思ったのです。

思ったのですが。

サニックスさんの公式ホームページを確認してみたところ、「※マンション専用プラン」の文字が!

そうなのです。どうやら、マンション住まいでないと、サニックスナイトセーバーのプランは申込できないようなのです。

ちなみに、マンションでの契約に関しては、エネチェンジさんのページでのサニックスさんの説明ページで、次のように補足されています。
「電力会社と直接契約している場合は、マンションやアパートにお住いでも、賃貸であっても、電力自由化で「サニックスでんき」の電気に切り替えることができます。しかしながら、建物全体が電力会社と一括で契約をしている場合には、残念ながら個別に電力会社を切り替えることができません。」

つまり、このプランが適用できるのは、マンションであり、かつ、建物全体で一括契約をしていない物件に限られるということのようです。

そのような物件がどの程度あるのかは分かりませんが、少なくとも戸建にお住いの方には無関係なプランということは間違いないようです。残念。

それでも、条件にあう方(マンションで建物全体での一括契約でない方)にとっては、乗り換えを検討する価値はありそうです(電化上手で契約している方は、乗り換えのメリットはないと思います)。

ちなみに、サニックスさんは、1975年創業の東証一部上場会社さんとのこと。
ここ何年かは国の電力政策に翻弄されている感じもしますが、手を打ちながら頑張っていらっしゃるようです。

3.まとめ


以上、現時点での時間帯別料金のプランを見てきたわけですが、とりあえず結論としては、「オール電化世帯にとっては乗換はまだ時期尚早」といったところでしょうか。

相変わらずの「蚊帳の外」感です。

早く沢山のプランから選べる時代になるといいのですけどね。

それでは、また。


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2016年10月15日土曜日

ぎゃぁぁ!10月売電金額が史上最低を更新!!(2016/10/15)

みなさん、こんにちは。
なんだかここのところ、急に肌寒くなりました。
ようやく台風の季節が終わったと思ったら、秋を通り越して一気に冬に突入しつつあるような。

そんな10月中旬の日々ですが、先日、郵便受けに届いた電気の検針票を見てビックリ!

「ぎゃぁぁ!なんじゃこりゃー!」

何だか今までに見たことのないような数字のような・・・。
調べてみたところ、我が家の売電金額の最低記録を更新していました・・・。orz

確かに、ここのところ台風も続いていて天気はよくなかったので、ある程度は覚悟してはいました。

それに、最近は太陽光発電にもすっかり慣れて一喜一憂しないようになってきたのですが・・・。

それにしてもひどすぎる・・・。

というわけで、少し内容を分析してみました。


1.実は晩夏~初秋が最も売電量が少ない?


まず、こちらのグラフをご覧ください。


我が家の売電実績を、1月の売電量を100として各月の検針の結果を比べてみたものです。

これを見ると、2015年も2016年も、5月の検針時が最も多い売電となっていて、逆に少なくなっているのは2015年は9月検針時、2016年は(今のところ)今回の10月検針時となっています。

改めてこういう観点で見てみたのは初めてだったのですが、この結果はちょっと意外でした。

何となく太陽光発電の売電量は、次のようなイメージで捉えていました。
  • 春から徐々に回復して梅雨に突入する前がピーク
  • 梅雨の間は太陽が出ないので低調
  • 梅雨が明けて夏は少し盛り返して
  • 秋から冬にかけて下がっていって
  • 冬の間はまさに冬の時代

実際には、どうやら、次のような感じのようです。
  • 春から徐々に回復して梅雨に突入する前がピーク
  • 梅雨の間は太陽が出ないので低調
  • 梅雨が明けて夏は少し盛り返すけど
  • 台風シーズンに最も発電量が減少して、
  • その後、秋晴れで一瞬盛り返すけど冬にかけて減っていって
  • 冬の間はやっぱり冬の時代

当たり前と言えば当たり前ですね。

2.実際の日照時間はどうだったのか?


今回の検針の期間9月13日~10月12日の、辻堂の日照時間を気象庁のページで調べてみました。

今年の9月13日~10月12日の日照時間と同じ期間の平年の値をそれぞれプロットしてみたのが次のグラフです。


今年の日照時間が青色の棒グラフ、平年値は黄色の線で示しています。

こうしてみると、青色のグラフの面積が小さいのが一目瞭然です。
日照時間0hの日が、9日もありました。

逆に、平年の黄色の線を達することができた日が9日しかなく、大きく超えた日は3~5日程度です。


ついで、各月の日照時間も調べ、今年と昨年、平年の日照時間を比較してみました。


こうしてみると、平年値によると9月~10月は梅雨の時期(6月)と同じくらいに日照時間が短いようです。

そして、今年の9月の日照時間は、その平年値を大きく下回っています。

これだけ日照時間が短ければ、売電量が史上最低を記録するのも納得です。

3.日照時間と発電量の関係!


先ほど示させていただいた10月の検針期間の日照時間とHEMSで調べた我が家の実際の発電量とをプロットしてみたのが次のグラフです。


意外と日照時間が0hの日でも、発電はしてくれているようです。

基本的には日照時間が長いほど発電しているようですが、必ずしも比例するわけではないのは、どの時間に晴れ間がのぞくかに依存しているのでしょうね。
(最も発電するお昼頃に2時間だけ晴れ間がのぞいた場合と、朝・夕にあわせて2時間の晴れ間がのぞいた場合のどちらも日照時間は2時間ですが、前者の方が発電量は大きくなると思われます。)


4.まとめ


というわけで、今の時期に売電量が減ってしまうのは自然なことのようです。

売電量が我が家史上最低を記録してしまったので若干うろたえてしまいました(笑)。

ここ数日はとてもいい天気が続いているので、秋晴れのシーズンの盛り返しに期待したいと思います。

それでは、また。




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2016年9月26日月曜日

これは使える!HEMSデータを使った電力料金プラン診断!(2016/9/26)

みなさん、こんにちは。
今日は、9月21日にバージョンアップされた、パナソニックさんのスマートHEMSサービスアプリについて書いてみようと思います。


1.スマートHEMSサービスアプリがバージョンアップ!


どうやら今回のバージョンアップについては、プレスリリースのような形で大々的には発表していないようです。

アプリの説明画面によると、バージョン1.2.0として、次の8項目が機能追加されているとのこと。


  • 電力料金プラン診断シミュレーション
  • 家電のON忘れお知らせ
  • 帰宅チェック
  • 家電の運転停止お知らせ
  • 宅外からの機器コントロール(AiSEG対応照明、AiSEG対応エアコン、AiSEG対応電動窓シャッター、AiSEG対応空気清浄機、AiSEG対応エコキュート)
  • 蓄電システム状態表示
  • 水、ガスの使用量、料金表示
  • 「MyHEMS」サービス内、分析レポート(マンスリー版)
    ※11月より配信

早速、少し使ってみましたが、バージョンアップ項目の最初に書かれている「電力料金プラン診断シミュレーション」。これ、結構すごいと思います。


画面下の「省エネ」のアイコンを押すと、「電力プラン診断」というアイコンが追加されていました(ほかにも、「水」や「蓄電池」も今回での追加ですね)。

そして、「電力プラン診断」のアイコンを押すと・・・


と表示されて、「表示」のボタンを押すとブラウザが起動しして「電力プラン診断」が始まります。


ここで、「ご契約中の電力会社」「契約プラン」「契約種類」「契約電流/契約容量」「診断対象期間」をそれぞれプルダウンメニューから設定します。

次のように設定して、「診断する」のリンクを押してみました。
  • ご契約中の電力会社:東京電力
  • 契約プラン:電化上手
  • 契約種類:容量契約
  • 契約容量:10kVA
  • 診断対象期間:先月から過去1年

ジャーン!


これによると、現在の電化上手との差額が、もっとも小さい「スマートライフプラン」でも、+25,093円,
つまり、増額という計算結果になりました。

以前に記事「東京電力の新料金プラン!むしろ値上げ?(2016/1/11) 」で、電化上手からスマートライフプランに切り替えると、ものすごく値上げになるのでは?と書きましたが、それを裏付ける結果です。

料金プランの診断ができるサイトはいくつかありますが、概算ではなく、HEMSデータを用いて計算してくれるというのは画期的ですね。

現状では、北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力にしか対応できていませんが、この4月の自由化後の新電力にも対応すれば、向かうところ敵なし状態なのではないでしょうか。


他の追加機能はまだ十分に試せていないので、また機会があればレポートさせていただこうと思います。


2.スマートHEMSサービス講習会に参加してみた!


今回のバージョンアップのプロモーションかどうかはよくわかりませんが、先日、FujisawaSSTの住人向けに、パナソニックさんによるスマートHEMSサービスの講習会が開催されましたので、参加してきました。

FujisawaSSTの住人向けの実施となったのは、推測ですが、全戸にパナソニック製のHEMSが設置されているので人を集めやすいという要素が大きいのかなと思います。


講習会の構成は、スマートHEMSサービスアプリの簡単な紹介映像の上映と、スマートフォンへのインストールの仕方の説明でした。

紹介映像は、全く同じものではないかも知れませんが、Youtubeの公式チャンネルでも見られますね。


インストールの手順説明は、スマートHEMSサービスのページの「サービスアプリのはじめかたと注意事項」と内容的には同じです。

講習会ではアプリのインストールまでだったのですが(初期設定時に自宅のAiSEGの情報も必要になるので、そこまでしかできないのですよね)、説明を伺っていて思ったのは、やっぱり「使えるようにするまでがちょっと大変!!」ということ。

HEMS設置時にアプリのインストール~説明までを実施してもらえるように設置業者の方々にご協力いただくか、Wi-Fiの接続設定のように、ワンタッチでできるようになるとよりよいように思います。

インストール&設定さえ終われば、とっても便利なツールなので、あと一息だと思うのですよね。

なんて、偉そうなことを書きましたが、説明にお越し下さったパナソニックの方々、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。


そうそう。

講習会参加者には、販促物をいくつかくださいました(クリアファイル×2、付箋紙、フリクションボールペン、ラバーウッドマルチスタンド)。


特に、一番右端のラバーウッドマルチスタンドは、タブレットにも使えるので重宝しそうです。


というわけで、とってもお得なセミナーでした。ありがとうございました。

それでは、また。




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2016年7月11日月曜日

ミニ防災訓練で実感!停電が来ても怖くない?(2016/7/11)

みなさん、こんにちは。
今日は、先日行われたFujisawaSST自主防災会主催の「ミニ防災訓練」のことをちょっと書いてみようと思います。


FujisawaSST自主防災会主催のイベントで、訓練の流れは次の通りです。

  1. 最初に「自宅の非常時バックアップ電源システムを学ぼう」ということでコミッティセンター(集会所)で自宅の設備について改めて解説を受講
  2. その後、「自宅に戻り、停電させて確認してみよう」ということで、実際に分電盤のリミッターをOFFにして、非常用電源への切り替えを行って、何が動いて何が動かないのかを確認
  3. 最後に「自宅の停電結果を報告しよう・疑問点を聞こう」ということで、再び集会所に集合

それでは、どんな設計になっていて、実際にどんなだったかをレポートさせていただきます。

1.藤沢SSTの非常時用設計!


FujisawaSSTの場合、各住戸に次のような蓄電池が設置されています。


容量としては4,200Whとなっていて、雨天時でも太陽光発電で800Wh/日は見込めることを想定し、3日間で最低でも6,600Whの電気が得られるように設計されているそうです。
(そのため、蓄電池を「蓄電優先モード」(停電時などに備えて、常に満充電状態にしておくモード)にしておくことになっています。)

そして、いざ停電が発生した際には、下の写真のような緑色のコンセントのみ、給電されることになっています(こちらは、AiSEGと電話機が接続されています)。


こちらは、冷蔵庫用。


他にも、災害時にも情報が得られるよう、リビングのTV用コンセントも緑色で、非常用電源に接続されていますし、インターネット接続のためのルーターや光回線の終端装置なども、非常用電源から給電されるようになっています。

また、リビングの照明や門灯も、非常用電源とつながっているので、停電時にも、家の中/外ともに真っ暗にはならないようになっています。

このあたりの容量設計・配線設計は、これからおうちを建てる方にとっても、参考になるかも知れません。

なお、エネファームを設置されているプランの場合、上記各設備に加えて、停電時にもお湯を沸かすことができて、さらに16,800Wh/日の発電が得られるとのこと。

これは大きいですよね。

ガスや水道の供給が止まっていないことが条件にはなりますが、停電時にもかなり制約の少ない形で生活できるのではないでしょうか。

そして、FujisawaSSTの場合、各物件に防犯用の設備が備え付けられているわけですが、停電時には電源異常を検知して、ALSOKさんに発報されるようになっているとのこと。

つまり、泥棒さんが侵入して防犯設備を無効化しようと電源を落としても、発報されてしまうということですね(今回の訓練では事前にマネジメント会社さんからALSOKさんに停電の訓練をすることを連絡しておいてくださったとのことでした)。


2.停電訓練の結果!


というわけで、早速、分電盤のリミッターをOFFにしてみました。

非常用電源に接続されている照明も含め、いったんはすべて消えてしまいます。

が、停電から5秒後くらいに、「バチン!」と音がして自立電源への切り替えが行われると、冷蔵庫やリビングの照明、非常用のコンセントに接続された家電などへの給電が再開されました。

テレビも映りますし、ネットも使える状態になりました。

このとき、AiSEGの方はこんな画面になっています。


この日は非常によい天気だったため、太陽光発電による発電量が大きく、蓄電池からの給電ではなく太陽光発電からの給電だけでまかなえてしまっています。

いつか、曇りや雨の日にも試してみたいところですね。

ちなみに、我が家の場合はエコキュートを設置したオール電化のプランなのですが、停電中はキッチンの蛇口からお湯を出すことができませんでした。

エコキュートの取扱説明書によると、「給湯の温度調節の機能が働かなくなるので、高温のお湯が出るので注意を」という趣旨のことが書いてありますが、メーカーに問い合わせてみたところ、停電のタイミングによって、必ずお湯が出るわけではないとのこと。

(うーん、それなら取扱説明書の記載を直した方がよいような・・・。もしご関係の方がお読みでしたら、改善をご検討下さい。)

それでも、エコキュートの本体からお湯を取り出すことはできるようなので、非常時にはそれで対応することができそうです。

停電時にお湯を自由に使えるエネファーム設置プランが羨ましく感じますね。


ひととおり、確認が終わったところで、今度は停電からの復旧時の動作確認です。

分電盤のリミッターを戻すと、今まで消えていた照明などが点灯します。

そして、また5秒後くらいにバチンと音がして、商用電源に切り替えが行われ、先ほどまでついていたテレビなどが瞬断する形となります。

停電からの復旧時の切り替えの様子を動画にとってみました。


結構、大きく「バチン!」と鳴るので、びっくりしますよね。

こんな感じで自動で切り替えが行われます(手動設定にすることも可能です)。

3.さいごに!


説明のためにお越し下さったパナソニックの方、訓練とは言えイレギュラーな状態になるということで待機くださったALSOKの方、マネジメント会社の方々、自主防災会の役員の方々、そして住人の皆様、本当にお疲れ様でした。

この「実際に停電させてみる」という今回の企画、FujisawaSSTならではのとても有意義なものだったと思います。

なかなかブレーカーを落としてみるなんていう機会はありませんので。

お陰様で、新しい発見もありましたし、自宅の設備について理解を深めることができました。

我が家の場合は大きなトラブルはありませんでしたが、中にはうまく復旧しないなどのトラブルもあったようです。

折角の設備も非常時に動かなければ意味がありませんので、こうした機会に正常動作を確認するのはとても大事なことなのかも知れないですね。

当日参加できなかったFujisawaSSTの住民の方はもちろん、FujisawaSSTにお住いの方以外の方も、停電時に何がどうなるのかを一度見ておくことは、いざという時に慌てずにすむのでオススメです(FujisawaSSTにお住いの方は、停電状態を作る前にALSOKさんに「今からブレーカーを落とします」と連絡をしておくことを忘れずに)。


今回はミニ防災訓練ということでしたが、パナホームさんや三井不動産レジデンシャルさんは、引渡時の施主検査時の検査項目にし加えたり、モデルハウス見学に来られた方にデモンストレーションとして見せるようにしたりしてもよいのでは?と感じました。

また、既に組み込まれているのかも知れませんが、FujisawaSSTの視察コースの1メニューに加えてもよさそうに思いますが、いかがでしょう。



それでは、また




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2016年6月8日水曜日

FujisawaSSTのここが好き!(1)光熱費が掛からないのはやっぱり嬉しい!(2016/6/8)

みなさん、こんにちは。
おうち大好きなMaruです。

新しいシリーズ「FujisawaSSTのここが好き!」を始めてみようと思います。

根拠は、独断と偏見!

若干(かなり?)、家バカもしくは街バカの要素が入ってますので、見苦しいところが多々あるかも知れませんが、ご容赦を。

記念すべき第1回目は、光熱費の話。

このサイトを見に来ていただいているような方は既にご存知のとおり、FujisawaSSTでは全戸に太陽光発電が設置されています。

入居前に営業さんからいただいたシミュレーション結果によると、その太陽光発電と家自体の省エネ性能とで、年間の光熱費がマイナスになるとのこと。(注:我が家はオール電化タイプです。エネファーム設置の電気・ガス併用タイプの場合も似たような感じとは思いますが、詳細は承知しておりません。ご了承ください。)

そして、実際に生活してみた結果がコチラ!(入居前と入居初年度との比較ということで、かなり前に作成したものですけど)


転居前の青い線と、転居後の太陽光発電の自家消費分がなかったとした場合の緑の線とを見比べてみると、家自体の省エネ性能で光熱費がかなり削減されていることが読み取れます。

黄色の線を見ていただくと入居後の月間の光熱費収支が分かりますが、冬の間は買電>売電で光熱費がかかっていますが、それも最大でも5,000円程度です。

初夏から秋にかけては売電>買電となって、支払よりも収入の方が大きくなっています。

年間トータルでも、実際に光熱費はマイナス(収入の方が大きい)となりました。
転居前に掛かっていた年間光熱費(電気+ガス)との差は、何と27万円!

「光熱費が掛からない、むしろ収入になる」というのは、何だか不思議な感覚です。


もちろん分かってます。
太陽光発電の初期投資費用として、電気代を先払いしただけ、と言ってしまえば、その通りだと思います。

それでも、月々の光熱費が掛からないというのは、何だかやっぱり嬉しいものです。

青い線(入居前の光熱費)から売電分を差し引いても年間の光熱費マイナスとはならないので、単に太陽光発電のお陰というわけではなく、全照明がLEDであったり、断熱性能がそれなりに高かったりといった住宅性能も大きく効いているのかなと思います。

その点を考えると、掛け値なしに「住むだけでエコ生活」と言ってよいのではないかなと思います。^^

それでは、また。




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2016年4月16日土曜日

これが電力自由化時代のHEMS!パナソニックのHEMSが大幅バージョンアップ!!(2016/4/16)

みなさん、こんにちは。
今日は、昨日(4月15日)にパナソニックさんから出されたあるプレスリリースのことを書いてみようと思います。

というわけで、早速そのプレスリリースです。

「スマートHEMSサービスアプリ」の機能を拡充


マスコミでも取り上げられているようです。

パナソニック、家庭の電力管理アプリ機能拡充(日本経済新聞)
パナソニック、スマートHEMSのアプリを大幅機能拡張(ASCII.jp)


以前にこちらのブログでも、「PanasonicのスマートHEMSサービス、まもなく開始!(2015/12/13)」や「スマートHEMSサービスのセットアップ!(2015/12/23)  」の記事などで紹介させていただいてきた、パナソニックのスマートHEMSサービスが、バージョンアップするようです。

もともと、「省エネ支援サービス」を昨年の12月から提供し、「生活支援サービス」の一部を6月に、さらに9月に残りの「生活支援サービス」と「快適支援サービス」を提供開始することが予定されていたわけですが、今回の発表内容によると、それに留まらないようです。

目玉は、プレスリリース冒頭に画面イメージ付きで紹介されている「電気料金プラン診断」「MyHEMS」「電力収支・自給率表示」の3機能です。

(プレスリリースより)

1.電気料金プラン診断(9月21日~)


電力の小売自由化がこの4月に始まって以来、いくつかのサイトで料金プラン診断のサービスが提供されています。

ただ、それらサービスは、夜間に電気をよく使うかどうか、日中は不在がちかどうかなどのライフスタイルの質問に答えることによる概算でした。

今回、PanasonicのスマートHEMSサービスで行おうとしているのは、それらとは一線を画すものになりそうです。

プレスリリースによりますと「HEMSで計測した電気使用量をもとに最適な電気料金プランの診断がアプリで簡単にできる」とのこと。

これって、最強ではないですか?

実際の使用量データを新しい電気料金プランに当てはめて計算してみる、というのは、手計算だと結構大変です。

それを自動で行ってもらえて、どのプランだといくらというのが具体的にわかる、というのは本当にすごいと思います。

それから、「前月から過去12ヶ月の月別の30分ピーク値の電気使用量」が把握できるようになるようです。

これって、新しい電気料金プランの基本料金を把握するために、メチャクチャ役立ちますね。


少し残念なのは、「電気料金プラン診断ができる電力事業者は、既存の10電力会社に限られます」と「契約している電力会社内でのプラン診断です」という点です。

つまり、新電力さんたちのプランは含まれず、しかも居住地域の電力会社のプランの中での比較ということですね。

この点は、是非、今後のバージョンアップで、居住地域の新電力さんも含めた比較に対応いただきたいところです。

きっとやってくれると信じてます(笑)。


2.世帯別に分析・提案する「MyHEMS」(6月21日~)


こちらは、「分析レポートや節電目標に対する進捗状況・結果をスマートフォンにプッシュ通知」というサービスです。

具体的には、電気をどの時間帯によく使うか、どの曜日によく使うかなどの分析レポートだったり、他の世帯と比べてどうかといった情報を、週次・月次で報告してくれるようです。

また、節電目標を設定して、その進捗状況なんかも分かるみたい。

これらの分析は、既に提供されている既存のツールでもできると思いますが、より分かりやすく、プッシュ式でお手軽にできるというのは大歓迎ですね。


3.電力収支・自給率表示(6月21日~)


こちらのサービスは、「ZEH対応」とされています。

ZEHとは、資源エネルギー庁さんが昨年12月にとりまとめた資料「ZEHロードマップ検討委員会とりまとめ」(PDF注意)によると、「室内外の環境品質を低下させることなく、高い断熱性能と高効率設備による可能な限りの省エネルギー化と再生可能エネルギーの導入により、年間での一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロまたは概ねゼロ」となる住宅のことを指すようです。

Fujisawa SSTの戸建住宅も一応ZEH仕様を目指して設計されているようです。

このサービスは、ZEHの設計性能がきちんと発揮されているかを、実際のデータで見てしまおう、というサービスですね。

もちろん、電気の使い方などによっても結果は異なると思うので、数字が芳しくなくても「全然、ZEHになっていないじゃないか!」と怒っていいのか、「これ、オレの使い方のせいじゃね?」ということなのかは分かりにくいところですが、目標にはなりそうです。ZEHを実現する生活、ということで。



というわけで、パナソニックさんのスマートHEMSサービスのバージョンアップの紹介でした。

以前にも書きましたが、住宅の機能が後から増えていくって何だか不思議な感じです。
ビッグデータを活用して色々な提案がされていく時代ということなのでしょうね。

それでは、また。


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2016年1月11日月曜日

東京電力の新料金プラン!むしろ値上げ?(2016/1/11)

みなさん、こんにちは。
今日は、先日1月7日に発表された東京電力さんの新料金プランについて書いてみようと思います。



東京電力の料金プラン」のページを見てみると、最初に目に飛び込んでくるのがこちらの表示です。


東京電力さんによると「電化上手」を選んでいる場合は、現在の契約の継続が「オススメ」らしいです。

あれ?

安くなるのではないの?

そうなのです。

今回の新料金プランは、どうやら、みんなが恩恵を受けられるわけではないようです。

詳細は以下をお読みいただくとお分かりいただけると思いますが、少なくとも、オール電化にしていて「電化上手」のプランで契約している場合は、東京電力さんも「オススメ」しているとおり、現在の契約を継続した方がよいのは間違いなさそうです。

1.新料金プランで安くなるの?(オール電化の場合)



新料金プランのうち、オール電化世帯向けに用意されたのは、「スマートライフプラン」と呼ばれるものです。

現行プランの「電化上手」と新料金プランの「スマートライフプラン」の時間帯ごとの電気料金を比較してみました。


もう少し詳しく見ていこうと思います。

2.値上げ要因!


まず一番大きな違いは、(1) 「最安の時間帯(上図の青色部分)の価格と長さ」かなと思います。

こちらは値上げ要因です。

「電化上手」では、23時~7時までの8時間が12.16円/kWhであるのに対し、「スマートライフプラン」では1時~6時の5時間が17.46円/kWhになっています。

現在、「電化上手」のプランで契約されている方は、エコキュートによる貯湯が夜間に行われるのは当然として、なるべく、食器洗い乾燥器や生ごみ処理機、洗濯乾燥機などは夜11時以降になるようにされていたと思います。

しかし、「スマートライフプラン」に変更した場合は、それらを深夜1時以降に動作させるようにする必要があります。

さらに、例え深夜1時以降に動作させるようにしたとしても、そもそもの電気代が12.16円/kWhから17.46円/kWhへと大幅に値上げされてしまっています。

つまり、夜間の使用電力量が大きければ大きいほど、大きな値上げになってしまうのです。

ちなみに我が家の場合、夜間(23時~7時)8時間の使用電力量は1日の買電量の55%でした(年間平均です)。

この8時間の使用電力量を「スマートライフプラン」の夜間(1時~6時)の5時間にすべて押し込むことはやはり難しいでしょうし、それを頑張ったとしても、買電量の55%が5円値上げされることになってしまいます。


3.値下げ要因!


2番目の大きな違いとしては、(2) 「昼間のとても電気代の高い時間帯(上図の赤色部分)の廃止」が挙げられます。

こちらは値下げ要因となります。

「電化上手」では、10時から17時までの7時間は30円台/kWhと非常に高額でした(特に7月から9月は、40円近い金額!)。

一方、「スマートライフプラン」では6時~翌1時までの19時間、ずっと同じ25.33円/kWhが適用されることになっています。

つまり、昼間の使用電力量が多い世帯の場合、かなりの値下げが期待できる可能性がありそうに見えます。

が。

太陽光発電を備えていて余剰買取の契約をしている家庭の場合はどうでしょうか?

日中の電気代の高い時間帯は太陽光発電の自家消費がありますので、電力会社から購入する買電量は比較的小さくなるものと思われます。

実際、我が家の場合、昼間(10時~17時)7時間の買電量は1日の買電量の5%程度でした。

そうなのです。

少なくとも太陽光発電の余剰買取をしている場合、値下げされるのは1日の買電量のうち、わずか5%にしか影響がないのです。

(太陽光発電がなくても、日中の電気代の高い時間帯の電気使用を控えていたり、共働きで日中は不在にしがちというような場合にも、昼間(10時~17時)の買電量が少なめになって、この値下げはあまり効果がないかも知れないですね。)

4.その他の変更!

(1)基本料金の考え方の変更


新料金プランの「スマートライフプラン」では、上述の変更点のほか、基本料金の考え方も変更になっています。

現行の「電化上手」の場合、契約容量ごとの6kVA以下なら1,296円、7~10kVAの場合は2,160円、それ以上の場合は1kVAごとに280.8円を追加した金額がかかります。

Fujisawa SSTのオール電化物件の場合は、10kVAでの契約となっているので2,160円ですね。

「スマートライフプラン」の場合、基本料金は契約電力1kWあたり450円とされています(この契約形態を東京電力さんは「スマート契約」と呼んでいるようです)。

ここで「契約電力」ですが、新料金プランの説明ページによると「30分ごとの使用電力量のうち、月間で最も大きい値を2倍した値を最大需要電力といい、その月の最大需要電力と前11か月の最大需要電力のうち、いずれか大きい値がご契約電力(kW)となります。」とされています。

要は、直近1年間で、一番電気を使った30分を2倍して1時間分の最大需要電力を計算し、それを使って基本料金を決めるということのようです。

考え方としては、それだけの使用電力量を使っても大丈夫なように配電の設備を整えるのにかかる費用、といったところでしょうか。


HEMSを使って、過去1か月の1時間の使用電力量を調べてみましたが、最大で3kW前後くらいでした(エコキュートの沸き増しに何かが重なるとかなり大きくなるようです)。

電気の使い方によりますが、「最大需要電力」はおそらく、3~5kWくらいの間となることが多いのではないかなと思います。

3kWで済めば基本料金1,350円で済みますが、5kWとなると2,250円となり、現行の「電化上手」の基本料金を上回ることになります。

(2)基本料金を安くするには


さて、この「最大需要電力」の考え方ですが、月間の電気使用量が少なくても、同じタイミングで集中して電気機器を使うと数字が大きくなってしまうという計算上の特徴があります。

つまり、「スマートライフプラン」で比較的安価に設定された夜間に電気を集中して使うために、深夜1時から6時の間に集中して使ってしまうと、「最大需要電力」がとても大きくなってしまうという罠があるのです。

そのため、基本料金を下げるためには、むしろ使用時間帯をできるだけ分散させた方がいいことになります。

うまく夜間の5時間の中で分散させることができなければ、使用料が上がってしまうので、難しいところです。

ひょっとしたら、この課題に対応するために、今後はHEMSで夜間のスケジュール実行なんかができるようになったりするのかも知れないですね。そうすれば、便利なのですが。



5.結局、どっちがお得?


以上を総合して考えると、やはり東京電力さん自身が言っているように、少なくとも現時点では「電化上手」の契約を継続しておいた方がよさそうに思います。

我が家の場合、ざっと試算してみると、「スマートライフプラン」の方が「電化上手」よりも、月平均で1,000円強、高くなってしまいました(ほかの新プランはもっと高くなってしまいました)。

なお、「電力自由化、今のうちにできること!(2015/11/15)」の記事で書いたように、3月31日までは現行の料金プランを選択できますが、4月1日以降は新料金プランしか選べなくなってしまいます。

これって、見方を変えると、今、Fujisawa SSTの物件を検討されている方は、3月31日までに入居して東京電力と契約してしまった方が(年間で1〜2万円程度の差でしかありませんが)お得ということもできるかも知れないですね。

ちなみに、資源エネルギー庁さんの「電力の小売全面自由化って何?」のページによると、「少なくとも2020年3月まで」は、現行の料金プランを継続することができるようです。

<結論>
3月31日までに現行の料金プランで最安のものを選択して、今後登場するであろう他社からの新プランも含めて、ゆっくりと自分にあったプランを見定めていく、というのがもっとも良さそうです。

なお、エネチェンジさんのページで、各ご家庭の状況に応じて、どの電力会社のどのプランが最もお得かを簡単に診断してくれます。
現状、従量電灯BやCで契約されている方で、電気使用量が比較的多い方は、他社のプランも含めて、乗り換えを検討する価値があると思います。


それでは、また。


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2015年12月23日水曜日

スマートHEMSサービスのセットアップ!(2015/12/23)

みなさん、こんにちは。
今日は、「パナソニックからのクリスマスプレゼント?(2015/10/9)」や「PanasonicのスマートHEMSサービス、まもなく開始!(2015/12/13)」の記事で紹介してきた、PanasonicのスマートHEMSサービスの続報ということで、セットアップの仕方についてレポートしてみようと思います。

手順としては、まず、AISEGをバージョンアップして、続いてAISEG側でサーバーサービス設定を行って、そのあとでスマートフォンへのアプリのインストールを行うと、スムーズです。

1.AISEGのバージョンアップ


というわけで、最初にAISEGのバージョンアップです。
AISEGにアクセスいただいて、


メニュー→設定と進みます。


右下の▽ボタンを押して、次のページを表示して、


「バージョン」ボタンを押します。


さらに「ファームウェア更新」ボタンを押すと、


「最新のファームウェアを確認します。よろしいですか。」と聞かれるので、「はい」のボタンを押します。


・・・チェック中・・・


上の画像のように「最新のファームウェアがインストール済です。」と表示された場合には特にすることはありませんが、それ以外の場合には画面の指示に従ってバージョンアップしてください。

バージョンアップには大体10分程度かかるようです。

その間、AISEGのデータが取れず、その時間帯のデータが失われることになるので、あまり電気を使ったり発電したりしていない時間帯に行った方がよいかも知れません。(まぁ、誤差の範囲ですけど。)


2.AISEGでのサーバーサービス設定


バージョンアップが終わったら、今度はサーバーサービス設定です。



メニュー→設定から、


今度は「サーバーサービス」のボタンを押して、


「新規登録」のボタンを押します。


先ほどバージョンアップは済ませたので「了解」ボタンを押して、



「次へ」のボタンを押します。


サーバーサービスの規約が表示されますので、同意できる場合には「同意し次へ」のボタンを押します。


機器コードの入力が求められますが、AISEG本体に貼られたシールに書かれています。


こちらのコード、また使いますので、手元に一旦メモを控えておくとよいかも知れません。

メモしましたら、AISEG本体に貼られた5桁の数字の組合せを機器コードの欄に入力して、「次へ」ボタンを押します。


確認コードが表示され、「忘れないように保存願います」ということなので、こちらもどこかにメモして、「次へ」のボタンを押すと、


 早速、確認コードを入力する画面になりますので、前の画面で表示された数字を入力します。


お住いの地域や世帯人数、建物種別、利用エネルギーをご自宅に あわせて入力し、「次へ」ボタンを押します。


正しく入力されているようであれば、「決定」ボタンを押します。


「連携コード発行」のボタンが表示されますので、そちらを押すと、


「連携コード」が表示されます。
こちらの数字は、スマートフォンの設定画面で入力が必要になりますので、メモしておきます。

3.スマートフォンへのアプリのインストール


あともう一息です。
次はアプリのインストール&設定です。

アプリは、App StoreやGoogle Playで「スマートHEMSサービス」を検索すると出てきます。

1~2のAISEGの設定をスマートフォンのブラウザで行っていた場合は、最後の画面で表示されたリンクからももちろん辿れます。

パナソニックの「スマートHEMSサービス」のページからも各ストアに簡単にアクセスすることもできます(下図の赤枠で囲った個所から)。



インストールが終わったら、早速起動してみます。
(iOS用のアプリの実際の画面をキャプチャしてみました。)


「通知を送信します。よろしいですか?」と聞かれるので「OK」を押すと、


利用規約が表示されます。下に読み進めていくと、


「同意する」「同意しない」のボタンが出てくるので、同意できる場合には「同意する」ボタンを。


すると、設定画面が出てきます。
ニックネームの欄には任意の文字列を入力します。

機器コードの欄には、AISEG本体に貼られたシールに書かれていた、2つの5桁の数字の組合せを入力します。

連携コードは、サーバーサービス設定の最後の画面で表示されたコードを入力します。
最後に「登録」ボタンを押せば、設定完了です。
結構、長かったですね。お疲れさまでした。


4、実際に使ってみた!


実際にアプリを立ち上げてみた画面です。
「タイムライン」の方は、使用直後だとなんだか寂しい画面になってしまいますね。

プッシュ通知のサービスが充実してくると、画面としてももっと賑やかになりそうです。


「省エネ」という葉っぱのマークをタップすると、いろいろなメニューが出てきます。

試しに「ランキング」を覗いてみたら・・・


63世帯中53位って・・・。
もっと節電頑張らないとですね。


アプリ自体は結構スムーズに動くので、操作でストレスが溜まるという感じはしないです。

「1時間ごと」の表示よりも「1日ごと」の表示をデフォルトにしてもらった方がいい箇所などがあったので、UIが少しずつ洗練されていくと、なお嬉しいですね。

まだまだこのアプリをインストールされている方は少ないようですが、増えてくるといわゆるビッグデータ分析によっていろいろなサービスの精度も向上すると思うので、流行るといいですね。


それでは、また。


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