2015年3月22日日曜日

パナホームの24時間換気システム(ピュアテック)の実力は?(冬・春編)(2015/3/22)

みなさん、こんにちは。
今日は、ピュアテックこと、パナホームの24時間換気システムの使用感について、ちょっと書いてみようと思います。

1.ピュアテックの特徴

パナホーム カサート・テラに採用されている24時間換気システムはいわゆる第2種換気で、給気部分にファンがあって排気は自然に任せるという形になっています。また、給気が床下からとなっているところも特徴のひとつだと思います。

よく説明されるメリットは、(1) 床下の綺麗で温度変化の少ない空気で換気ができる、(2) 家の中が陽圧になるので換気をしながらも外から埃や花粉が入ってくるのを抑制できる、(3) ランニングコストが比較的安い、と言ったところでしょうか。

他方で、ネット上などでよく聞くデメリットもしくは悪評は、(1) 床下の空気は綺麗ではなく汚れた空気を家中に撒き散らすことになる、(2) 家の中が陽圧になるので湿気が壁内に押し込められ壁内結露しやすい、(3) 冬は寒い、と言ったところかと思います。

2.実際のところはどうなのか

冬から春にかけての実際の使用感をご紹介させていただきます。

(1) 冬の場合
まず、冬に関してですが、冬の間はエコナビによってファンが止まって自然換気モード(温かい空気は上昇し、冷たい空気は下降するという対流を用いて換気するモード)になります。そのため、あまり24時間換気の存在を実感するシーンが、良くも悪くも、無いというのが正直なところです。実際、冷たい風が吹き込んでくるということもありませんし、逆に外気に比べて床下の相対的に温かい風が吹き込んでくるということもないです。

それでも、生ゴミ処理機を夜間動かしても、動いている間は多少の匂いがあるものの朝には匂いがなくなっているので、換気自体はある程度は行われていると言えそうです。
(住み始めた直後は、化学物質の量も多少は多目かもしれないので、気になる場合はエコナビによる自動運転ではなく連続運転をしばらく続けてもよいかも知れないですね。)

やや暖かい日になると、外気温と室内の温度の温度差が小さくなって、エコナビの働きで24時間換気システムが稼動し始めることがあります。そうすると床下の空気と言えども、やはり部屋の空気に比べたら涼しい空気が吹き込んでくることになりますので、少し肌寒く感じます。

ファンが回り始めると、ナノイーの青いランプが同時に点灯することもあり、我が家では少し肌寒く感じたときは、そのランプに目をやって「青くなってる!」という会話がチラホラ。そんなときは、一枚、羽織るようにしています。^^


というわけで、デメリットの(3)で書いた「冬は寒い」はその通りではあるのですが、暖房を使ったり、エコナビの働きでファンが止まっている限りは、その問題はなさそうです。


(2)春の場合
春になると、エコナビの働きでファンが回転して強制換気モードになりますが、春は花粉が多い時期ということで、結構、24時間換気の存在を感じるシーンが増えてきます。

まず、メリットともデメリットとも言われる床下の空気ですが、窓開け換気と比べれば、格段に綺麗な空気と言えそうです。
今の時期は窓を開けると大量の花粉で大変なことになるのですが、24時間換気をまわすことで換気をしている分には、家の中であまり花粉を感じずに済んでいるためです。パナホームのページに置いてある次のグラフの言うことも、あながち嘘ではないのでしょう(数字までは検証できませんが)。


ただ、上記グラフからも分かるように、床下は綺麗=微細な埃・ハウスダストの全てが取り除かれた綺麗な空気、というわけではなく、床下である程度沈殿させて、さらにフィルターで減らす(でも完全に除去しきれるわけではない)という考え方になっています。なので、「窓開け換気よりは格段に綺麗な空気」という表現が適切かなと思います。

なお、呼吸の道タワーのところのフィルターには埃が溜まりますので、定期的なお手入れは必要です。お手入れと言っても、掃除機でフィルターに着いた埃を吸うだけなので、お金も時間もほとんどかからないです。

最近のエコ・コルディス2というパナホームのおうちでは、HEPA+という換気システムを採用しているようで、HEPAフィルターという、より目の細かいフィルターが付いているようですが、確かにそちらの方が埃等は除去できるものの、フィルター交換の手間・コストを考えると善し悪しかなと思います。


続いて、やはりメリットともデメリットとも言われる陽圧(第2種換気)の点ですが、確かに微妙に陽圧になっているおかげで、1階各部屋に開いている排気口(といっても自然排気なのでただのフードで目隠しされた穴)から外の花粉等が入ってくることはほとんどないようです。

ただ、陽圧といっても、ドアの開け閉め時に家の内側から外側に向かって風が吹き出すというようなレベルではないです。この程度で「湿気を壁内に押し込める」という現象が起こるのかは、ちょっと疑問に感じますが、この点は検証のしようがないのでなんとも言えないですね。
まぁ、落ち着いて考えると、壁内結露の発生はネットなどで見る限り、パナホームだけに見られる現象というわけではないようなので、第2種換気であるかどうかは壁内結露発生の決定的な要因ではないのではないか、逆に言えば、他の換気システム(第1種や第3種)を選べば安心ということもないのではないかと思います。


少し注意すべき点があるとすれば、台所の換気扇との関係かなと思います。
台所の換気扇をまわすと、台所の換気扇の排気量の方が大きいため(呼吸の道タワーの換気量は50Hzの場合60㎥/hですが、標準で設置されている台所の換気扇の換気量は弱でも300㎥/h)、各部屋に開いている排気口からも空気を取り入れる第3種換気状態になります。

その分、花粉等も流入することになりますし、空気の流れも偏ることになるので、必要時以外には台所の換気扇はまわさないようにすることが必要かなと思います。


最後に電気代ですが、使用電力は20W程度です。1ヶ月で20W×24h×30days=14.4kWhということで、確かに大した金額にはならずにすみそうです。


以上、パナホームの換気システム ピュアテックについて見てみました。
個人的には、冬から春にかけての使用感としては「まぁ、こんなものかな」という感じで、期待を上回るというわけではないものの、期待を裏切られたということもないですね。コストパフォーマンスという意味では必要にして十分といったところでしょうか。

何かの参考にしていただければ嬉しいです。^^
それでは、また。


(2015.12.27追記)
現在、Fujisawa SSTで販売されているパナホーム物件は、「New CASART」という商品で、そちらはHEPA+という新しい換気システムを利用しています。

床下の空気を利用している点は同じですが、複数の部屋に排気用の換気扇を設置して、床下でフィルターを介して綺麗にした空気をダクトを通じて各部屋に供給するという第三種換気になっているようです。

(2016.6.15追記)
HEPA+は、機械給気と機械排気による第1種換気という情報がありました。
大変失礼いたしました。

(関連書籍)

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