今日は、藤沢SSTの街の北側に、現在建設が進んでいる「健康・福祉・学習施設 ウェルネス スクエア」について、書いてみようと思います。
このウェルネス スクエアは、藤沢SSTの公式ホームページの説明によると、「特別養護老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、各種クリニック、保育所、学習塾などが一体となった」ものとのこと。
同ページには、下のイメージ画像が張られていました。
1.「サービス付き高齢者向け住宅」って?「 特別養護老人ホーム」って?
不勉強であまりよく知らなかったのですが、「サービス付き高齢者向け住宅」は、単身もしくは夫婦の高齢者のための、バリアフリーなハードとケアの専門家によるサービス(安否確認・生活相談サービス以外のサービスは物件による)とが一体となったマンションのような住宅とのこと。
それを運営する事業者に補助金や税制面での優遇を与えられるようです(サービス付き高齢者向け住宅一般のパンフレット(PDF注意))。
一方の「特別養護老人ホーム」は、介護老人福祉施設の通称で、厚生労働省の運営するページの説明によると、「入所者が可能な限り在宅復帰できることを念頭に、常に介護が必要な方の入所を受け入れ、入浴や食事などの日常生活上の支援や、機能訓練、療養上の世話などを提供」するもののようです。
要は、まだまだ元気な人のための「サービス付き高齢者向け住宅」と、つねに介護が必要な人のための「特別養護老人ホーム」といったところでしょうか。
私もいつかはお世話になるのかも。
2.現在の建設状況
冒頭でも書いたように、藤沢SSTでは、保育所や学びの場なども併設されるようなので、お歳を召した方のためばかりの建物というわけではないようです。
現在、建設が進められている(これから建設されようとしている)現場に立っていた予告板の写真はこちら。
これら予告板によると、用途として「サービス付き高齢者向け住宅・デイサービス・保育所・学童保育・学習塾・クリニック 」とされている学研ココファンさんの建物は、今年の9月に着手して、来年の8月に完了する予定とされています。
学研さんのホームページによると、「街ぐるみで環境対応する環境配慮型都市(スマートシティ)は、今、世界中で注目されています。その日本におけるフロントランナー的存在が、パナソニックが神奈川県藤沢市の自社工場跡地に開発を進めている『FSST(Fujisawaサスティナブル・スマートタウン)』です。この中の「ウェルネススクエア」に、学研ココファングループは、サ高住70戸のほか居宅介護支援事業所や訪問介護事業所、また保育所を設ける予定です。
世界一といわれる少子高齢化社会の中で、介護・医療・子育て支援・教育などのサービスをそれぞれの分野を超えてシームレスに提供し、多世代が安心して暮らし続けることが出来る仕組みを実現します。開業は来年9月頃を予定しています。」とのこと。
今は「杭工事」をしているところのようです。
夜の帰宅時に撮影したので、暗くてよく見えませんが、杭を打ち込む装置が壁越しに見えています。
もうひとつの「特別養護老人ホーム、ショートステイ」のための社会福祉法人カメリア会さんの建物は、今年の11月着工、再来年1月の完了を予定しているようです。
昨年(2014年)の10月に事業者が選定された際の藤沢市の発表によると、定員は130名とのこと。
着々と、街のハード面が完成に向かっていっていますね。
最後に
高齢者向けの施設と言えば、川崎の有料老人ホーム((株)メッセージさんが51%、積水ハウスさんが49%を出資する積和サポートシステムさんが運営する施設)の事故や事件の話が気になるところです。
昨日も「川崎・老人ホーム連続転落死 暴行、虐待、窃盗も続々と発覚 施設で何が起こっていたのか?」(産経ニュース)なんていう記事が出ていました。
被害に遭われた方やそのご家族の方には心からお悔やみ申し上げます。
勝手なようですが、同じ事業者でなくて本当によかったと思います。
(一部の心無い従業員のことに過ぎず、真面目に働いている方もたくさんいらっしゃるのだろうとは思いますし、他の事業者でもそうした心無い従業員が絶対にいない(入ってこない)とは限らないのだろうと思いますが、それでも、私の正直な感想です。)
介護の現場はきれいごとでは済まない色々なことがあると思いますが、住民のひとりとして、小さなお子さんからお年寄りまで、楽しく暮らせる街に育てていけるといいなと改めて思いました。
それでは、また。
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