ちょうど1年前に、「28年度の路線価が公表されましたね!(2016/7/5)」としてお伝えしましたが、今年もやって参りました。
29年度の路線価(相続税路線価)が7月3日に国税庁さんから公表されています。
昨年(H28)の段階ではこちら。
FujisawaSST地区内は「個別評価」とされていて、具体的な数値が見えない状況でした。
今年(H29)はどうなったかというと・・・
おぉ!
遂に、FujisawaSST地区内に道路と具体的な数値が書き込まれています。
上図では、西側街区が表示されていますが、東側のクルドサックのエリアも含めてFujisawaSST地区内の路線価は全て「190D」となっていますね。
1㎡あたり19万円。
やはり駅から離れていますので、駅前の土地よりは相当リーズナブルな感じですが、FujisawaSSTに隣接した周辺地域と比べると1割前後、高めの設定になっているようです。
くまなく調べたわけではありませんが、鵠沼の風致地区と同程度(少し下回る?)くらいの水準といったところでしょうか。
ちなみに、FujisawaSST周辺の路線価について、1年前の記事では次のように書いていました。
つまり、平成25年度から平成28年度にかけて、湘南新道は「185D→185D→190D→190D」、西側の道路は「160D→165D→165D→165D」という推移のようです。
今年は、湘南新道は195D、西側の道路は170Dとなっていますので、周辺の土地もさらに少しあがったようです。
全国的には昨年に比べて+0.4%の上昇率ということですが、それを上回る上昇率(+3%前後)になっているようです。
この路線価は、国税庁さんが公表されているものということで、相続税や贈与税の計算の基礎になるもの(市場価格に近いとされる地価公示価格の8割程度)。
それを考えると、周辺に比べて値が少し大きいこと、周辺も値が少しずつあがっていることを喜んでいいのか悲しんでいいのか、とっても微妙ではあります。
まぁ、暫くは相続するつもりはありませんし、喜ぼうが悲しもうが自分でどうこうできるものではないのですけどね。
というわけで、今年、ようやく設定されたFujisawaSST地区の相続税路線価を紹介させていただきました。
それではまた。
(関連記事)
0 件のコメント:
コメントを投稿
お気軽にコメントください。なお、内容によっては削除等させていただくことがございますので、あらかじめご了承願います。