今日は、リビングに備え付けられていたインバーター冷暖房除湿タイプ ルームエアコン 「CS-564CX2」を紹介させていただきます。
なお、CS-564CXR2という非常によく似た品番の製品がありますが、Rのついている方は小売店ルート、ついていない方が住宅設備ルートでの販売ということのようで、基本的には同一製品のようです。
また、こちらの製品は2014年モデルで、後継機種は、CS-565CX2ということになるようです。
1.スペック
製造元であるパナソニックのページに、ちょうどよい概要情報があったので、引用させていただきます。本体希望小売価格が衝撃の52万円とされていますが、価格.comではこれを書いている時点で15万円程度でした。まぁ、そんなものでしょう。
一応、高機能機種にはあたるのではないかと思います。
ここまでの多機能な機種を購入する意味があるかどうか、できる範囲で検証してみようと思います。
2.設置状況
約18帖のLDKの(単純な長方形ではないのですが、おおよそ長方形と見立てて)短い側の辺の左隅に設置されています。また、オプションの無線アダプターが当初から設置されていました。この辺りは、スマートタウンの所以たるところですね。
1階の冷房は、このエアコン1台と扇風機でまかなっていて、暖房はこのエアコンと床暖房の組合せで対応しています。
3.使用感
(1) 冷暖房、除湿
LDKの大きさに見合った機種ということで、冷暖房ともに十分にパワフルです。
また、ちょうど今の時期には、除湿機能を重宝しています。
機能のメニューとしては「除湿」「冷房除湿」「衣類乾燥」があり、室温を下げずに湿度を下げたいときは、「除湿」モードを使います。
何もしないでいると70%を超えるようなときも、除湿運転をすれば50〜60%まで落ちます。
個人的にはもっとカラカラに乾いてくれてもいいのですが、まぁ60%まで下がれば、湿度としては適切かなと思います。
(2) お掃除機能
フィルターお掃除と、本体内部お掃除とがあります。
本体内部お掃除は、冷房や除湿運転後に、送風や除湿を行って、カビの繁殖を抑える機能です。
ナノイーも使って、抑制力を高めているらしいです。
少しビックリした機能は、フィルターお掃除。運転終了後にかき集めたほこりを、外部に排出しているらしいです。
以前に使っていた富士通ゼネラルのエアコンでは、フィルターから除去された埃は機器内部のボックス内に溜まって、定期的にその埃を捨てないといけなかったのですが、パナソニックのこの機種では、その手間がありません。
溜まりに溜まった埃のかたまりを室外に捨てるわけではなく、運転終了後に毎回微量の埃を室外に排出するということで、一回一回の量は少ないからこそ許される仕様なのかなと思います。
実際のところも、埃はきちんと取れていて、手作業でフィルターを掃除する必要はほとんどないと言ってよさそうです。
(3) ネットワーク機能
こちらの機種の最大の特徴とも言えるのは、設定さえきちんと行えば、スマートホンからオンオフの操作が可能になることかも知れません。
外出時に消し忘れがあっても、安心というわけです。
ちなみに、この外出先からの操作について、特に「オン」にするほうは、少し前にスッタモンダがあったようです。
スマホでエアコン操作 パナソニック断念の不可思議 経産省、今年度中に規制緩和へ
こちらの記事によると、今は規制緩和されてできるようになっているようですが、2012年の段階では電気用品安全法の関係で、外出先からオンにすることはできなかったらしいです。
ちなみに、私はこの遠隔操作はほとんど使わないのですが、地味に活用しているネットワーク機能として、AiSEGと連動しての温度や湿度を2日分だけ記録する機能があります。
この機能により、寝る前に冷暖房を切ってから朝起きるまでの室温の変化を簡単にグラフ化してみることができます。
具体的にはこんな感じです。
湿度が60~70%で推移していたところ、15時くらいにエアコンを入れて、50~60%に落ちている(温度はほぼ一定)ということを読み取ることができます。
(エアコンの湿度計の刻みは10%刻みのようですね。)
4.総評
以上の通り、基本的な性能は申し分なく、おそうじ機能も秀逸、ネットワーク機能で少し先進的な使い方もできるということで、非常によい製品かなと思います。
特におそうじ機能は本当によい仕事をしてくれているので、オススメです!
それでは、また。^^
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