今日は、藤沢SSTに限った話ではなく、パナホームさんに関するちょっとめでたい話です。
もう1月前のことになってしまうのですが、11月2日に、経済産業省主催の2015年度 第9回 製品安全対策優良企業表彰の受賞企業の公表が行われ、我らがパナホームさんが商務流通保安審議官賞を受賞されたとのこと。
(パナホームさんのプレスリリース、経済産業省さんのプレスリリース)
おめでとうございます!
住宅業界では唯一の受賞のようです。
これらによると、次の3点が評価されたということのようです。
- 納入業者及び施工業者の管理の徹底による安全性の向上
- 新たなリスクに対する業界全体の安全レベルの向上をリード
- 自社及び取引先の人材育成に対する意識・知識の向上
以下、それぞれ、もう少し見てみようと思います。
1.納入業者及び施工業者の管理の徹底による安全性の向上
商品の仕入れ段階で、取引先の品質レベルに合わせた受け入れ検査等を継続的に実施するとともに、新たに取引先監査用の「パナホーム版チェックリスト」を作成し、仕入れ時の安全性確認のレベルアップを図っている。 また取引先施工業者で組織する施工チェーン会を対象とし、品質評価の低い施工業者には勉強会を実施するなど品質・安全レベルの徹底・向上に取り組んでいる。
そう言えば、入居後にパナホームさんから営業、施工、保守などについての簡単なアンケートを取られましたが、そうしたアンケートでの評価を活用して勉強会の実施などにつなげているのでしょうか。
次につながるいい取組かなと思います。
2.新たなリスクに対する業界全体の安全レベルの向上をリード
HEMSや自動開閉窓などの新たな設備・機器の導入に伴う新たなリスクに関してリスクアセスメントを行い、自社独自の取扱説明書や注意喚起等を実施している。また、業界をリードして、定期点検・査定時点検の基準整備、長期の製品安全の取り組み強化など、業界における製品安全文化の醸成に貢献している。
これ、ひょっとしたらFujisawaSSTも一役買っているかも知れないですね。
新しい取組が盛り沢山なので、安全面でも業界をリードしているかも。
3.自社及び取引先の人材育成に対する意識・知識の向上
実践演習を交えた品質研修会や、「QC(品質管理)検定」資格の取得促進など、社員の安全技術レベルの向上を図っている。また、取引先を交えた勉強会や自社品質方針の説明会を定期的に行い、製品安全に関する知識・意識の向上に努めている。
この辺は、家電メーカーの得意な領域ですね。
ややもすれば過剰品質でグローバルな競争で苦境に立たされている国内家電メーカーですが、国内での住宅に関しては、過剰品質なんてことはないと思うので、今後もQCを追求していって欲しいものです。
おわりに
いずれの取組もコストに跳ね返ってしまう部分があると思いますが、住宅における製品安全は、すなわち住民の生命の安全につながる話なので、地道にきちっと取り組んでいっていただけると、そこに住まう者としても嬉しいです。
(そして、メンテの際にでもその成果を少しずつでも我が家にも反映していただけたら^^)
それでは、また。
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