今日は、パナソニックさんのホームページの「Fujisawa SSTの挑戦」というページから、「EPISODE 03 非常時のためのハード&ソフトの備え」の記事を検証してみようと思います。
というわけで、まずは動画を。
Fujisawa SSTのコンセプトは、当初「エコ&スマート」だったところ、あの震災を受けて「安心・安全」が加わったとのこと。
計画を変更していなかったら、私も購入していなかったかもですね。
やはりあの震災は強烈でした。
津波に襲われてしまった地域はもちろんのこと、それ以外の地域でも、コンビニやスーパーから食べ物が消え、計画停電が行われ・・・。
そんな経験を踏まえ、「安心・安全」を確保するために、Fujisawa SSTではハードとソフトの両面から取り組んでいるそうです。
1.ハード面での備え
ハード面での備えは、「災害への備え!(2015/9/13)」 でかなり紹介させていただいていますね。
紹介できていなかった要素としては、「各住戸の門灯を蓄電池でバックアップ」という要素でしょうか。
これ、動画を見るまで気づいていませんでしたけど、意外と大切かもしれないですね。
やはり闇は怖いものですから、非常時でも明るいというのは、すごい安心感があるのではないかと思います。
2.ソフト面での備え
ソフト面での取り組みは、今まであまり紹介できていませんでしたが、動画でも紹介されているとおり、かなり力を入れて取組みが行われています。
設備がどんなに充実していたとしても、実際に非常時に使いこなせなければ全く意味がありませんから、大切な要素かなと思います。
先日も、11月15日(日)に防災訓練イベントがあり、100世帯弱が参加されたようです。
今年は、防災会による防災本部の立ち上げなども行われ、かなり本格的です。
自治会としてどんな設備を持っているかの確認や、非常食の試食、災害時にちょっと便利な段ボール製のスツールづくり、徳洲会病院さんの協力を受けての応急措置講習なども行われました。
ちなみに、段ボール製スツールづくりですが、「普通の段ボール箱とMakedo(メイクドゥ)で簡単に作れる丈夫なスツール(Quick&Easy Stool)」で同じものの作り方が紹介されています。
3.非常用電源設備 コミュニティソーラー
Fujisawa SSTを外から眺めた時にとても印象的なのが、街の南側に並ぶ、太陽光発電パネルかと思います。
この太陽光発電パネル、「コミュニティソーラー」と呼ばれていて、非常用電源設備と位置付けられています。
長さ400m、発電能力 年間10万kWhというもので、藤沢市の下水道用地に設置されているそうで、従来はただの植栽帯にしかならなかったところを、藤沢市の理解を得て設置したとのこと。
このコミュニティソーラー、非常時にはパワーコンディショナーのスイッチを切り替え、携帯電話、LEDランタンなどの充電もできるポータブル電源として活用できるように非常用のコンセントを備えていて、近隣の方々に開放されることになっています。
ちなみに、こちらが充電式のLEDランタンです。
それから面白いところでは、こんな製品もパナソニックさんから発売されています。
ライトでありながら、ソーラーパネルで充電式エボルタ(単3型2本)に充電ができて、しかもUSB端子から出力できるという優れものです。
非常時の備えとして、家庭に置いておいてもよいかも知れないですね。
それでは、また。
(関連記事)
- 「FujisawaSSTの挑戦」を検証してみた!~エネルギーマネジメント~(2015/11/24)
- 「FujisawaSSTの挑戦」を検証してみた!~セキュリティ ソリューション~(2015/11/26)
- 災害への備え!(2015/9/13)
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