先日、ふと我が家のAISEGを見てみると、なんだか本体が赤く光っていました。
バージョンアップのお知らせが届いたようです。
というわけで、今日は、先日、待望(?)のバージョンアップが行われた、パナソニックの「スマートHEMSサービスアプリ」について、書いてみようと思います。
1.バージョンアップのお知らせ
6月18日に、「スマートHEMSサービスの新サービスを6月21日より開始いたします」というお知らせが「スマートHEMSサービスアプリ」に表示されました(下の画面キャプチャはバージョンアップ後のものですが、内容は一緒です)。
タップしてみると、次のようなお知らせが。
今回のバージョンから「スマートHEMSクラブ」への登録が必須となったとのこと。
メールアドレスやパスワード、氏名、生年月日、性別、郵便番号の入力が必須ということですが、HEMSで集めたビッグデータの分析をして、レコメンドのようなことをしようと思うと、これら基礎情報は必要でしょうね。
ちなみに、上の画面のとおり、2017年1月末日までではありますが、バージョンアップをしなければ登録なしでも使えるようです。
2.バージョンアップしてみた!
というわけで、21日以降にバージョンアップをして起動してみました。
ちなみに、AISEG本体のバージョンアップとスマホ側のアプリのバージョンアップの両方が必要です。
バージョンアップや初期設定の正確な手順などの情報は、公式ページの「サービスアプリのはじめかたと注意事項」をご覧ください。
3.バージョンアップで何が変わったの?
バージョンアップ後、最初にスマートHEMSサービスアプリを起動すると、何が変わったのかを中心に、このアプリで何ができるのかが表示されます。
1ページ目が、「洗濯機終了」のお知らせ機能。
続いて、家族の就寝を外出先からチェックする機能。
ここまでは新機能の紹介で、残りの3つは以前からある機能ですね。
まず、回路ごとの使いすぎチェック機能。その日、どの回路の使用量が普段に比べて多いかが確認できます。
発電状況のチェック機能。やはり、太陽光発電を設置すると、気になりますよね。
ランキング表示機能。なぜかなかなか下の方の順位から抜け出せません。
「使い始める」のボタンを押すと、パナソニックIDとパスワードの入力画面になります。
まだIDを設定していませんので、「スマートHEMSクラブに登録する」のリンクを押します。
そうすると、利用規約とプライバシーポリシーが表示されます。
同意すると、メールアドレスの登録画面になり、仮登録を行い、届いたメールに記載のURLにアクセスすることで本登録完了となります。
そして、本登録を行ったメールアドレスとパスワードの組をアプリの画面に入力すると、再び利用規約の画面となります。
スクロールしていくと・・・
同意する/同意しないのボタンが表示されますので、「同意する」を押せばアプリが起動します。
バージョンアップ前は、タイムラインと省エネの2つのメニューしかありませんでしたが、MyHEMS、快適空間、生活支援というアイコンが追加されていますね。
「MyHEMS」のアイコンを押すと、こんな画面になります。
「あなたへの情報をこれから色々な形でお届けします!」とのこと。
実際に一週間たってみて、こんな情報が表示されました。
ウィークリーレポートということで、中身を見てみると、こんな感じです。
情報自体はHEMSで見られる情報に基づいているので、新しくはありませんが、プッシュでこういった情報が提供されるのは便利ですね。
続いて、快適空間のアイコンを押してみました。
こちらは、エアコンごとに温度や湿度の変化を時系列で確認できるというものです。(エアコン自体が温度だけに対応しているものと温度・湿度の両方に対応しているものとがあるようです。)
こちらもいつだったかのAISEGのバージョンアップで見られるようになった情報ですが、外出先からも見られるのはよいですね。
最後に、生活支援のアイコンです。
「おうちの電気」「機器の見守り」「家事サポート」「家族の見守り」の4つのメニューがあるようです。
こちらの各サービスを利用するには、回路ごとにどんな機器が接続されているかを登録しておく必要があります。
左上のメニューのアイコンを押すと、次のようなメニューが表示されるので、「分岐回路(ブレーカ)設定」を選択します。
最初はすべての回路が「未登録」になっていますので、それぞれ登録していきます(下の画面はほとんど登録が終わったところで、床暖房だけ未登録状態にしてみたところです。)
床暖房の「未登録」となっているところをタップすると、次のような画面が表示されます。
「床暖房(ブレーカ) 」という回路に接続されている機器を選べ、ということなので、少しスクロールして「床暖房」を選びます。
右上の「保存」を押すと、「この回路に他の家電は繋がっていませんか?」というダイアログが出ます。
専用回路なのか共用回路なのかを、システム上、明示的に区別しておくということですね。
ちなみに、「どのコンセント・照明がどの回路に繋がっているのか」は、実際に機器や照明をつけてみてAISEGで確認することで判別できます。
具体的には、次の画面から、「分岐回路」を押して表示される「分岐回路瞬時値表示」の画面が分かりやすいかなと思います。
この画面ですね。
「どのコンセント・照明がどの回路に繋がっているのか」を確認する機会はあまりないので、この機会に一度行っておくのがよさそうです。
一通りの回路設定を終えると、各種サービスを利用することができるようになります。
「おうちの電気」はこちら。回路ごとの電気使用状況を見ることができます。
それぞれのアイコンを押すと、その回路にどんな機器がつながっているかが表示されます。
例えば、「リビング・コンセント」には、テレビやレコーダーがつながっていることが分かります(自分で回路設定で登録したものです)。
続いて、「機器の見守り」です。
今回のバージョンでは、「エアコンつけっぱなし」の監視に対応したようです。
各部屋のエアコンを登録してみました。
ちなみに、つけっぱなしかどうかの判定は、使用電力量だけを用いて判断するようなので、通信ネットワーク接続に対応したエアコンでなくても、また、パナソニック製のエアコンでなくても、対象にすることができます。
ところでこのつけっぱなしの監視機能、今のところ(6月28日現在)、あまりうまく機能してくれないようです。
設定温度になるとエアコン自体が間欠運転になるためでしょうか(プッシュ通知された回路名が間違えていたので、他にもちょっと問題があるのかも?)。
まぁ、そのうち改善されるのでしょう。
続いて、「家事サポート」です。
今回のバージョンでは「選択終了のお知らせ」に対応しています。
こちらの機能も電力消費のみのチェックなので、どの洗濯機でもよいことになっています。
実は我が家では「あり」に設定しているのですが、まだ洗濯終了のプッシュ通知を受けたことがないのですよね。梅雨時ということもあって毎回洗濯・乾燥モードで動かしているのが終了判定のロジックに悪影響してしまっているのでしょうか。
※その後、洗濯のみのモードで動作させたところ、終了通知がありました。洗濯・乾燥モードにはまだ今の時点では対応できていないということですね。
※その後、洗濯のみのモードで動作させたところ、終了通知がありました。洗濯・乾燥モードにはまだ今の時点では対応できていないということですね。
最後に「家族の見守り」ということで、おやすみチェックです。
最大4回路まで登録することができて、外出先から登録した回路の電力使用状況を見ることができます。
夜更かしがバレないように、これからの子供たちは電池で動く機器をうまく使う必要がありそうですね(違
というわけで、6月21日にバージョンアップしたスマートHEMSサービスアプリを紹介させていただきました。
まだいくつか不具合もあるようで発展途上な感じもありますが、今後もまだバージョンアップが予定されているようなので、色々と試してまたレポートさせていただきますね。
それでは、また。
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