なんだかここのところ、急に肌寒くなりました。
ようやく台風の季節が終わったと思ったら、秋を通り越して一気に冬に突入しつつあるような。
そんな10月中旬の日々ですが、先日、郵便受けに届いた電気の検針票を見てビックリ!
「ぎゃぁぁ!なんじゃこりゃー!」
何だか今までに見たことのないような数字のような・・・。
調べてみたところ、我が家の売電金額の最低記録を更新していました・・・。orz
確かに、ここのところ台風も続いていて天気はよくなかったので、ある程度は覚悟してはいました。
それに、最近は太陽光発電にもすっかり慣れて一喜一憂しないようになってきたのですが・・・。
それにしてもひどすぎる・・・。
というわけで、少し内容を分析してみました。
1.実は晩夏~初秋が最も売電量が少ない?
まず、こちらのグラフをご覧ください。
我が家の売電実績を、1月の売電量を100として各月の検針の結果を比べてみたものです。
これを見ると、2015年も2016年も、5月の検針時が最も多い売電となっていて、逆に少なくなっているのは2015年は9月検針時、2016年は(今のところ)今回の10月検針時となっています。
改めてこういう観点で見てみたのは初めてだったのですが、この結果はちょっと意外でした。
何となく太陽光発電の売電量は、次のようなイメージで捉えていました。
- 春から徐々に回復して梅雨に突入する前がピーク
- 梅雨の間は太陽が出ないので低調
- 梅雨が明けて夏は少し盛り返して
- 秋から冬にかけて下がっていって
- 冬の間はまさに冬の時代
実際には、どうやら、次のような感じのようです。
- 春から徐々に回復して梅雨に突入する前がピーク
- 梅雨の間は太陽が出ないので低調
- 梅雨が明けて夏は少し盛り返すけど
- 台風シーズンに最も発電量が減少して、
- その後、秋晴れで一瞬盛り返すけど冬にかけて減っていって
- 冬の間はやっぱり冬の時代
当たり前と言えば当たり前ですね。
2.実際の日照時間はどうだったのか?
今回の検針の期間9月13日~10月12日の、辻堂の日照時間を気象庁のページで調べてみました。
今年の9月13日~10月12日の日照時間と同じ期間の平年の値をそれぞれプロットしてみたのが次のグラフです。
今年の日照時間が青色の棒グラフ、平年値は黄色の線で示しています。
こうしてみると、青色のグラフの面積が小さいのが一目瞭然です。
日照時間0hの日が、9日もありました。
逆に、平年の黄色の線を達することができた日が9日しかなく、大きく超えた日は3~5日程度です。
ついで、各月の日照時間も調べ、今年と昨年、平年の日照時間を比較してみました。
こうしてみると、平年値によると9月~10月は梅雨の時期(6月)と同じくらいに日照時間が短いようです。
そして、今年の9月の日照時間は、その平年値を大きく下回っています。
これだけ日照時間が短ければ、売電量が史上最低を記録するのも納得です。
3.日照時間と発電量の関係!
先ほど示させていただいた10月の検針期間の日照時間とHEMSで調べた我が家の実際の発電量とをプロットしてみたのが次のグラフです。
意外と日照時間が0hの日でも、発電はしてくれているようです。
基本的には日照時間が長いほど発電しているようですが、必ずしも比例するわけではないのは、どの時間に晴れ間がのぞくかに依存しているのでしょうね。
(最も発電するお昼頃に2時間だけ晴れ間がのぞいた場合と、朝・夕にあわせて2時間の晴れ間がのぞいた場合のどちらも日照時間は2時間ですが、前者の方が発電量は大きくなると思われます。)
4.まとめ
というわけで、今の時期に売電量が減ってしまうのは自然なことのようです。
売電量が我が家史上最低を記録してしまったので若干うろたえてしまいました(笑)。
ここ数日はとてもいい天気が続いているので、秋晴れのシーズンの盛り返しに期待したいと思います。
それでは、また。
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