今回は、前回に引き続いて、現在湘南地域で販売されている4つのファインコートさんの物件の比較です。
今回は、それぞれの物件の主な設備や各種仕様をざっと比較してみます。
設備・仕様編
というわけで、各物件のホームページから主な設備を一覧でまとめてみました。
全体を通じて思うのは、きちんと、設備や仕様に関する情報が掲載されているなぁということ。
私が物件探しをしていた3年前くらいには、ファインコートさんて設備や仕様に関する情報はホームページにあまり載せてなかったように思うのです。
でも、ファインコートFujisawaSSTのページでは様々な標準設備に関する情報が掲載されていて、検討をさせていただく上でとても助かった記憶があります。
その流れを今も継続してくださっているようで、いずれの物件もきちんと設備・仕様のページを用意してくださっています。ありがたいですよね。
ざっと眺めた感じだと、湘南辻堂東海岸の物件と鵠沼松が岡の2物件はほぼ同等の設備で、FujisawaSSTはそこからプラスアルファがある感じでしょうか。
それでは、もう少し内容を掘り下げて見てみます。
(1) エネルギー関係
三井不動産レジデンシャルさんは、東京ガスさんの供給区域のすべての物件で「エネファーム」を標準採用することを決めていらっしゃるので、今回の4物件もすべて「エネファーム」が採用されています。お湯を作りながら発電もしてくれるエネファーム。災害発生時に停電になってしまっても、都市ガスと水の供給が生きていれば、お湯も使えるし、発電もしてくれる=家電もある程度使える、というのは安心感が高いと思います。
FujisawaSSTの場合は、そのエネファームだけでなく、太陽光発電と蓄電池も採用されています。
ガスの供給も止まってしまった場合でも、太陽光で発電したり、蓄電池に貯められた電気を使えたりということで、現時点で実現できる最高のバックアップ環境に近い状態なのではないでしょうか。
エネファーム採用ということで、どの物件もガスを使ったガス温水式床暖房を採用しています。
我が家の場合はオール電化なので、電気のヒートポンプを利用した温水式床暖房ですが、床暖房って本当にいいです。
湘南辻堂東海岸の物件と鵠沼松が岡の2物件は、キッチンもガスコンロを採用していますね。
ガスの高火力の魅力を損なうことなく、ガラストップコンロということでお手入れのしやすさも備わって、お料理が楽しくなりそうです。
一方、FujisawaSSTはIHクッキングヒーターを採用しています。
IHクッキングヒーターは、室内で燃焼させないので煤がでず、お部屋が汚れにくいというメリットがあります。特に最近の物件は、キッチンが独立していない間取りのことが多いので、個人的には無視できない要素かなとも思います。
ちなみに、IHクッキングヒーター自体は高火力を出すことも可能です。ただ、フライパンを煽ったりできない、土鍋などを含めIH対応でない鍋は使えないいった点には注意が必要かなと思います。
(2)セキュリティ関係
全ての物件で1階の掃き出し窓について電動シャッターが採用されています。この電動シャッター、地味ですけどとっても便利です。
先日、勤務先から帰宅する途中のバスの中で「ここ(←FujisawaSSTのこと)って何となくいつも真っ暗だけど、売れてないのかな」的な会話が聞こえてきました。
電動シャッターって開閉がとっても楽なので、我が家も夜になると必ず閉めています。
そのせいで家の灯りが外から見えにくいのですよね。
夜になると雨戸(シャッター)を閉めている家ばかりなので、遠めに見ると家の灯りが消えて見えてしまうようです。
話は戻りまして、そのほか、ディンプル錠を採用していたり、人感センサー付ポーチ灯を採用していたり、といった点も共通しているようです。
FujisawaSSTの場合はこれらに加えて、各住戸にホームセキュリティ(ALSOK)があって、街レベルでもガードマンによる巡回や見守りカメラがあったりします。
ただ、その分、毎月12,760円のタウンマネジメントフィーの支払が必要です。
(3)その他
鵠沼松が岡の物件では、「良水工房」という、家中すべての水を浄水にするシステムが導入されているようです。ホームページの説明によると「異物除去フィルターとカーボンフィルター(活性炭フィルター)を使用した2重ろ過方式で、水中のミネラル分はほぼ残しながら、不純物と残留塩素はしっかりと低減します」とのこと。
もちろん、フィルターの定期交換は必要で、10か月から1年での交換が必要なようです。
ウォーターサーバーなんかを別途契約するよりもお手軽かなと思いますが、お手入れの手間がどれくらいかが気になるところです。
結局どれがお買い得?
というわけで、2回に渡って、湘南4物件を比較してきました。
同じファインコートシリーズの物件ということで、基本的なところは同じで、それぞれの物件ごとに細かな味付けが異なるという感じでしょうか。
湘南辻堂東海岸の物件は、余計なものがない最もシンプルなパターンで、値段的にも最もリーズナブルと言えるのかなと思います。
ここから自分なりの色をつけていくのが楽しそうな感じです。鵠沼松が岡の物件は「粋憬の邸」と「惺麗の邸」とがありますが、風致地区かどうかの違いはあるものの、設備などの面ではほとんど変わらないようです。
施工会社が「粋憬の邸」は東急ホームズさん、「惺麗の邸」は西武建設さんという形で分かれますが、どちらの施工会社さんも湘南辻堂東海岸・FujisawaSSTの物件も手掛けてらっしゃり、遜色はないように思います。
価格帯が6,000万円~7,000万円台ということで、駅から近いことや「鵠沼」というブランドにどこまでお金を出せるか、という感じでしょうか。
FujisawaSSTは、今回の4物件の中では設備・仕様面が最も充実していますが、ランニングコストとしてマネジメントフィーが発生するという点はやはりネックになりそうです。
また駅から少し離れていて、藤沢駅まで出るならバスに乗る必要があることも、ちょっと不利に働きそうです。
それでも、太陽光発電の売電収入が見込めること、見守りカメラやガードマンによる巡回などの高いセキュリティ、無電柱・無電線のきれいな街並み、鵠沼松が岡の物件と比較して1000万円くらいは安価であることなども含めてトータルで見れば、かなり魅力的な物件と言えると思います。
まぁ、百聞は一見に如かず、折角近くにあるので全部見てみた上で、最も気に入ったところを選ぶのがよさそうですね。
あ、そうそう。
パナホーム スマートシティFujisawaSSTもお忘れなく!一番のオススメですよ!(笑)
それでは、また。
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