2017年3月3日金曜日

オール電化向け料金プランの今@東京電力エリア!(2017/3/3)

みなさん、こんにちは。

電力小売自由化から早くも1年が経過しようとしています。

以前に調べた時には、オール電化世帯は完全に「蚊帳の外」状態でしたが、少しは状況に変化があったのだろうか、ということで、少し調べてみました。

1.オール電化世帯向けの典型プラン!


オール電化な世帯の場合、基本的には給湯設備としてはエコキュートが導入されていて、深夜電力を使ってお湯を沸かす、というのが基本だと思います。

そのため、必然的に、時間帯別に電気料金が設定されていて夜間に安い価格で電気を利用できるプランを選んでいることかと思います。

そして、東京電力さんからは、そんなオール電化世帯向けのプランとして、2016年3月末までは「電化上手」、4月以降は「スマートライフプラン」が提供されています。

それぞれの料金体系は、電力比較サイト「エネチェンジ」さんのページによると、次のとおりです。

電化上手

 
スマートライフプラン

そして、この2つのプランを比べた時に、「電化上手」の方が有利なのではないか(「電化上手」から「スマートライフプラン」に切り替えるメリットはないのではないか)というのは、「東京電力の新料金プラン!むしろ値上げ?(2016/1/11)」に書かせていただいたとおりです。


2.他に選択肢はないの?


基本的には、オール電化世帯では上述の2つのプランのどちらかを適用されている方が多いと思いますが、他にどのような選択肢があるのでしょうか。

エネチェンジさんのページで、東京電力エリアで提供されている他の「時間帯別料金」のプランを抜き出してみました。

抜き出し作業を行った2月22日時点で、次の5プランが提供されていました。

  • 東京電力エナジーパートナー:夜トク12、夜トク8
  • 昭和シェル石油:ホームプラン(昼はもちろん夜に差がでる電気)
  • 洸陽電機:生活フィットプラン
  • サニックス:サニックスナイトセーバー

このうち、洸陽電機さんの生活フィットプランは、従量電灯Bからの変更のみ受け付けということで、オール電化な世帯には無関係です。

(洸陽電機さんの生活フィットプランの、「夜間を低廉に抑えつつ、昼間を平日と土日祝日に分けて、平日をより高くする」という考え方はユニークですよね。オール電化ではないサラリーマン世帯では検討に値するのではないでしょうか。)

残りの3社4プランについて、見ていきます。


(1)東京電力エナジーパートナー:夜トク12・夜トク8


夜トク12・夜トク8は、スマートライフプランと同じ2016年4月から始まったプランで、30分間の使用電力量のピーク値で今後1年間の基本料金が決まるスマート契約の一種です。

スマートライフプランに対して有利なのは、基本料金が夜トク12・夜トク8ともにスマートライフプランの半額以下に抑えられていること。

基本料金だけを比べれば、電化上手よりも有利です。

従量料金については、次の図のように、それぞれ昼間・夜間の時間帯と価格が設定されています。

夜トク8・夜トク12・スマートライフプラン・電化上手の比較

スマートライフプランは基本料金が高い分だけ、従量料金が低く抑えられています。

それよりももっと抑えられているのが電化上手という感じでしょうか。

ちなみに、我が家の直近3か月の1時間ごとの買電量は下図のような感じです(パナソニックさん提供のPC用ツール「エコレポート作成ツール(アプリ版)」で作ったグラフです)。

1時間ごとの買電量

エコキュートの設置と太陽光の設置の影響が綺麗に出ています。

さて、この買電パターンを上記の4プランに当てはめるとどうなるか。

そんな時に便利なのが、同じくパナソニックさん提供のスマホ用アプリ「スマートHEMSサービス」の「電力プラン診断」です。


2017年1月からの過去1年間について比較してみた結果がコチラ。


我が家の買電状況では、電化上手>スマートライフプラン>夜トク8>夜トク12という順序になりました。

というわけで、我が家と似たような買電状況の場合には、東京電力エナジーパートナーさんのプランの中で選ぶなら、結局、電化上手もしくはスマートライフプランを選択しておくのがよいようです。


(2)昭和シェル石油:ホームプラン(昼はもちろん夜に差がでる電気)


さて、ここからが本番です。

東京電力エナジーパートナーさん以外の会社さんが提供する時間帯別料金のプランです。

まず一つ目は、昭和シェル石油さんの「ホームプラン(昼はもちろん夜に差がでる電気)」。

ホームプラン(昼はもちろん夜に差がでる電気)との比較

こちらのプランの特徴は、夜間の電気代が少し安めに設定されていることだけでなく、昼間の電気代が使用量を抑えればより安くなるようになっているところかと思います。

が、夜間の電気代がスマートライフプランよりも高いだけでなく、朝7時から夜8時までの月間使用量が150kWhを超えると、やっぱりスマートライフプランを超えてしまうので、残念ながら、オール電化世帯にとってはあまり有利なプランではないようです。

なお、エネチェンジさんのページでの昭和シェル石油さんの説明ページでも、次のように補足説明が記載されていました。
「オール電化の住宅でも申込み可能ですが、深夜など特定の時間の電気料金が非常に割安に設定されている場合もあるため、「昼はもちろん夜に差がでる電気」に乗り換えてもお得にならないケースがあります。オール電化専用の電気料金プランのなかには新規申し込みができないプランもあり、昭和シェル石油の電気に切り替えると、再度契約ができないため、注意が必要です。」

(3)サニックス:サニックスナイトセーバー


続いて、サニックスさんのサニックスナイトセーバーです。

今回、このプランを見つけた時、「おぉ、ついにこの時が来たのか!」と思いました。

が、どうやら、残念ながらぬか喜びだったようです。以下、どのようにぬか喜びだったかを少し書かせていただきます。

まず、料金体系を見てみると、どこかで見たような構成になっています。

サニックスナイトセーバーとの比較

そうなのです。電化上手とそっくり!

しかも、その金額は、電化上手の金額のちょうど5%OFFした値になっています。

これは、東京電力エナジーパートナーさんのオール電化割引5%を踏まえた価格設定ということですね。

しかもエネチェンジさんのページでは「東京電力エリアにお住まいのオール電化の家庭向けに「サニックスナイトセーバー」プランがあります。」とあります。

2016年4月以降に東京電力エナジーパートナーさんと契約された方は、スマートライフプランしか事実上選択肢がなかったわけですが、電化上手相当のプランが提供されているとしたら、この衝撃は相当大きいのでは?

そう思ったのです。

思ったのですが。

サニックスさんの公式ホームページを確認してみたところ、「※マンション専用プラン」の文字が!

そうなのです。どうやら、マンション住まいでないと、サニックスナイトセーバーのプランは申込できないようなのです。

ちなみに、マンションでの契約に関しては、エネチェンジさんのページでのサニックスさんの説明ページで、次のように補足されています。
「電力会社と直接契約している場合は、マンションやアパートにお住いでも、賃貸であっても、電力自由化で「サニックスでんき」の電気に切り替えることができます。しかしながら、建物全体が電力会社と一括で契約をしている場合には、残念ながら個別に電力会社を切り替えることができません。」

つまり、このプランが適用できるのは、マンションであり、かつ、建物全体で一括契約をしていない物件に限られるということのようです。

そのような物件がどの程度あるのかは分かりませんが、少なくとも戸建にお住いの方には無関係なプランということは間違いないようです。残念。

それでも、条件にあう方(マンションで建物全体での一括契約でない方)にとっては、乗り換えを検討する価値はありそうです(電化上手で契約している方は、乗り換えのメリットはないと思います)。

ちなみに、サニックスさんは、1975年創業の東証一部上場会社さんとのこと。
ここ何年かは国の電力政策に翻弄されている感じもしますが、手を打ちながら頑張っていらっしゃるようです。

3.まとめ


以上、現時点での時間帯別料金のプランを見てきたわけですが、とりあえず結論としては、「オール電化世帯にとっては乗換はまだ時期尚早」といったところでしょうか。

相変わらずの「蚊帳の外」感です。

早く沢山のプランから選べる時代になるといいのですけどね。

それでは、また。


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