今日は、この日曜日から月曜日にかけて日本列島を襲った台風21号について書いてみようと思います。
台風21号 10月23日6:00時点(気象庁HPより)
藤沢市でも一部の地域で停電が発生するなどしておりますし、様々な形で被害に遭われた方もいらっしゃろうかと存じます。また、まだ被災中という方もいらっしゃるかと思います。
まずはお悔やみ申し上げたいと思います。
1.台風がやってくる!
今回の台風は、「超大型で非常に強い台風」とのこと。
2017年10月21日 18:00の衛星画像
21日(土)の時点では台風の目がくっきりはっきり映っています。
2017年10月21日18:00の天気図
天気図で見ても台風の目に向かって線の密度がとても高まっていて、その気圧の低さは他の低気圧と比べて非常に低くなっています。
ちなみに、「超大型で非常に強い台風」との表現ですが、大きさについては「超大型」>「大型」>修飾語なしの3段階、強さは「猛烈な」>「非常に強い」>「強い」>修飾語なしの4段階で表現されるので、大きさは最大、強さはもう1ランク上があるということになるようです。
そして迎えた日曜日夕方、「月曜日の通勤は悲惨なことになりそうだ・・・」なんて思っていた頃、FujisawaSSTの各住戸に実験的に設置されている「防災PUSH端末」からお知らせが。
対象は「洪水浸水想定区域、土砂災害警戒区域」ということでFujisawaSSTのある地区は対象外です(藤沢市の「土砂災害・洪水ハザードマップ(平成25年度作成)」参照)。
というわけで、直後にマネジメント会社さんから、次の発信がありました。
確か以前に警報が発せられた際には、こういった補足情報がなく、「逃げるべきなのか、そうでもないのか、分かりづらい」という課題を抱えていたと思うので(記憶違いだったらすみません)、そういった意味では改善なのかな。
今後、さらに改善されていくことに期待しています。^^
2.一夜明けて!
さて、避難準備情報も出ていたので、気になるのは引地川の様子。
気になるからといって、暴風雨の中、川の様子を見に行くわけにはいきませんので、「神奈川県雨量水位情報」のページでこまめにチェックをしていました。
水位グラフ(太平橋・引地川・藤沢市辻堂太平台)
オレンジの「氾濫注意水位」、ピンクの「避難判断水位」、赤の「氾濫危険水位」を超えてくるようだと大変ですが、今回は幸いにして、今回は「水防団待機水位」である黄色の破線にも届かず。
ちなみに、ライブカメラの映像も提供されているので、わざわざ見に行かなくても大丈夫です。
と言うわけで、引地川は大丈夫でした。
が、藤沢市では停電が一部地域で発生してしまったようです。
停電情報の履歴は、東京電力パワーグリッドさんの「停電情報」のページから「停電履歴を検索する」と辿っていただくことで参照することができます。
こうしてみると、藤沢市だけで見ても、結構な爪痕を残したと言ってよさそうです。
幸いにして、FujisawaSST内では特に停電は発生しておらず、平常運転でした。
FujisawaSSTでは、災害発生時にも電気が使えるように、蓄電池を常に満充電にしておく「蓄電優先」モードで運転することになっています。
ただ、当然ながら、すべての電源が停電中も自由に使えるわけではなくて、冷蔵庫や情報受信端末としてのテレビ、ネットワーク機器など一部の回路だけが蓄電池とつながっているにすぎないので、注意が必要です。
それから、被害と言う被害ではないのですが、台風が通過して改めて感じたのは「シャッターがうるさい」ということ。
シャッターを閉じなければ、飛来物で窓をぶち抜かれる可能性もありますので、閉めないわけにもいきません。
仕方ないことではあると思うのですが、シャッターを閉じていると結構ガタガタうるさいです。
風雨の強い日には、シャッターと窓枠の間に一時的に緩衝材を挟むとシャッターが揺れなくなってよいという話もあるようなので、次の機会があったら試してみようと思います(来年になってしまいそうですが)。
というわけで、「超大型で非常に強い」台風21号のレポートでした。
何かの参考になったら幸いです。
それでは、また。
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