なんだか最近は神社仏閣巡りブログになっているMaruです。
まぁ、お正月ということでご容赦ください。
とは言え、「神社仏閣に行ってみた!」というブログではないので、たまには家のことも書いておこうと思います。
というわけで、今日は久しぶりの家電製品レビューです。
紹介させていただくのは、約10畳の主寝室用の加湿器として最近買い足した「象印 加湿器 スチーム式 (木造~6畳/プレハブ洋室~10畳) ベージュ EE-RL35-CA」です。
Amazonさんで11,800円のところ、キャンペーンでさらに5%OFFで購入いたしました。
実はこちらの商品、2016年のモデルでして、現行の2017年モデルはRM35という品番になっています。
ただ、基本的な機能は全く変わらず、実は私はまだ2017年モデルとの違いを見つけられていなかったりします(笑)。
それだけ、商品としては完成されたものなのかなと思います(どの年のモデルかにこだわるよりも、その時点でお安い方を購入されるのがベストかと)。
さて、Amazonさんのユーザーレビューでもかなりの高得点をたたき出しているこちらのシリーズ、以下、私なりにレビューさせていただきます。
1.加湿器なんて必要なの?
商品のレビューに入る前に、まず、その必要性についてです。
よく「パナホームは乾燥しやすい」なんて言いますが、実はそういう問題ではなかったりします。
下のグラフをご覧ください。
横浜気象台(湿度まで計っている最寄りの気象台)の2017年の1年間の湿度推移です。
これによると、1月~2月は外気の湿度が平均で50%以下、最小値に至っては1月~4月は20%以下で推移しています。
そうなんです。24時間換気で2時間に1回室内の空気が総入れ替えになるので、何も対策しなければ外気の湿度に近づいて室内もカラカラになってしまいます。
そのため、冬場はなんらか加湿が必要ということになろうかと思います。
(なお、最近の高性能な住宅だと、湿度も含めて全館コントロールするものもあるようです。それって便利そうだなと思いつつ、住宅本体の寿命よりは耐用年数が短いであろうことを考えると、交換しやすい個別の家電を使う方が保守性は高いかなとも。この辺はどちらが優れていると一概には言えないようにも思います。)
湿度が低いとインフルエンザウイルスなども活性化するらしいので、健康管理の面からも適切に湿度管理したいところかなと思います。
2.加湿器にも色々あるみたいだけど?
「除湿器、買ってみました!(2015/9/8)」の記事で、除湿器にも複数の方式があることを紹介させていただきましたが、加湿器にも色々な方式があります。
代表的なものは、超音波式、気化式、スチーム式といったところでしょうか。
それぞれメリットとデメリットがあるので、自分の使い方・用途にあったものを選ぶことが必要かなと思います。
方式 | メリット | デメリット |
---|---|---|
超音波式 | ・加湿能力が高い ・電気代が安い ・動作音が小さい | ・こまめに清掃しないと給水タンク内の雑菌も放出してしまうらしい ・床が濡れることがある |
気化式 | ・加湿し過ぎない(窓が結露しにくい) ・電気代が安い ・涼しい風が出るので安全 | ・動作音(ファンの音)が結構する ・フィルタの清掃が必要 ・加湿能力が低い |
スチーム式 | ・加湿能力がとても高い ・給水タンクの水を加熱するので清潔 | ・ヒーターを用いるため電気代がかかる ・熱い蒸気が放出されるので気をつける必要がある |
我が家では、以前に「冬の結露はいかほど?FujisawaSSTのパナホーム物件の場合!(2016/12/12)」の記事で書いたように、1階リビングには気化式の加湿器を置いています。
我が家の場合は、リビングに置く加湿器は日中かなり長い時間(もしくは24時間)運転することが想定されるので、電気代が安い気化式のタイプを選びました。
過加湿にならないことも選択したポイントのひとつでした。
今回は寝室用の加湿器としての購入です。
色々考えた結果、清潔で加湿能力の高いスチーム式を選択しました。
スチーム式の最大の欠点は電気代がかかることですが、寝室用=「運転は夜間だけでよい」ということで、夜間は割安な電気を利用できますので(オール電化向けの電気料金プランを採用しているため)、その欠点はそれほど気にしなくてもよいかなと。
その代わりに、お湯を沸騰させながらの加湿という清潔さ、さらにフィルター清掃も不要という、お手入れのしやすさを優先したわけです。
3.実際のところ、どうよ?
(1)届いた!開けてみた!
さすがはAmazonさん。注文した翌日には届きました(プライム会員です)。
内容物はつぎのとおり。
注ぎ口こそありませんが、どっからどう見てもポットです。
蓋をあけたところなんて、ポットそのまま。
ちなみに、蓋は本体から取り外すことができますし、蓋の格子状の部分も外すことができます。
電源コードもマグネットで接続するタイプなので、給排水時の脱着も簡単です。
本体の方は、ポットと同様に時折クエン酸で洗浄すればよいようです。
操作パネルはこんな感じ。
運転モードは、自動「高め・標準・ひかえめ」、連続「強・弱」が選択できます。
そして、2時間後の自動OFF、6時間後の自動ONのタイマー付き。
チャイルドロック機能なども搭載されています。
(2)使ってみた!
とりあえず、我が家では次のような運用で使ってみています。
- 夜11時以降にエアコンで寝室を20℃くらいまで温めつつ、加湿器を「自動:標準」で運転し、切タイマーをセット。
- 就寝時にエアコンのみOFF。
- 寝ている間に切タイマーで加湿器もOFF。
室温13℃、湿度45%の寝室が、
約30分後には室温18℃、湿度49%になっています。
一見、地味な数値変化ですが、エアコンで温めるだけだと湿度は40%を下回ってしまうので、加湿能力は十分と言えるかと。
このお陰で、就寝時には暖かいけどカラカラではない状態で、気持ちよく眠れるようになりました。
それから、スチーム式加湿器のもうひとつの弱点である吹き出し口の熱さについて。
この製品は吹き出し温度を60℃くらいまで下げる機構になっています。
そのため、もちろん手を当て続ければ熱いものの、一瞬で大やけどとはなりにくいのではないかと思います(それでも、小さなお子様のいるご家庭では、手の届かないところに置くべきですが)。
また、Amazonのレビューでややひどく言われている動作音も、気化式のファンの音よりはだいぶ静かで、私には気にならないレベルです。
さて、気になる結露です。
今のところ、翌朝の掃き出し窓や腰窓に結露がビッシリなんていうことはありません。
竪滑り出し窓のフチの部分には少し水滴がつきますが、これは加湿器の有無によらず発生するので、あまり関係ないです。
もちろん、一晩中加湿器を運転し続けたりすれば状況も異なると思いますが、上に書いたような使い方をする限りは、それほど結露に神経質にならなくてもよさそうで一安心です。
最後は、メンテナンス性について。
日常のお手入れは給水時にサッとすすいで本体の表面を拭く程度で済むので、非常に簡単です。
また、上蓋が取り外して水洗いできるのもいいですね。
そして、取扱説明書によれば、1~2か月に1回くらいの頻度で、クエン酸を使った洗浄が必要とのことですが、ポットの洗浄と同じ要領でできるので簡単そうです。
(具体的には、コップにクエン酸30gを入れてぬるま湯で溶かし、水と一緒にポットもとい加湿器の満水表示のところまで入れて、入ボタンを押してから「湯沸かし音セーブ」ボタンを長押しして「クエン酸洗浄モード」運転にするだけです。1時間半くらいで終わるようです。)
気化式のフィルター洗浄が結構手間なのと比べると、かなり簡単なように思います。
というわけで、総合評価としては☆5つをつけてもよいくらいで大満足です。
似たような使い方をされる方には、オススメです!
それでは、また。
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