唐突ですが、FujisawaSSTは、お世辞にも電車の駅から近いとは言えません。
そのため、毎日の通勤や通学などに、路線バスを利用している方も多いかと思います。
今日は、そんな日々の生活に欠かせない路線バスで、日頃から少し不思議に思っていたあの疑問について、ちょっと調べてみましたので、ご報告させていただこうと思います。
■バスはどうして遅れて来るの?
FujisawaSSTの場合、路線バスを利用する場合、街の北側を走る東海道線の線路を越えたところのバス停「ソニー前」と、街の南側の湘南新道にあるバス停「藤沢SST前」もしくは「長久保」を利用されている方が大半かなと思います。
「ソニー前」のバス停の方は、始発のバス停「高山車庫前」の次の2つ目のバス停ということもあって、ほぼ定刻通りにバスが来ます。
が、「藤沢SST前」や「長久保」のバス停は、どうしても定刻よりも2〜3分、ひどい時はもっと遅れてバスが来るので、ついついヤキモキしてしまいます。
そう、あの疑問とは、「バスってどうして遅れて来るんだろう?」というもの。
まぁ、なぜ遅れるかなんて、「途中のバス停で乗り降りがあるからだろ?」と言われてしまえばその通りとしか言いようがなのですが。
ただ、実はちょっとだけやむを得ない事情もあるようです。
それは、「旅客自動車運送事業運輸規則」の第12条の存在です。
(早発の禁止)
第十二条 一般乗合旅客自動車運送事業者は、第五条第一項第三号及び第二項第三号の規定により営業所及び停留所に掲示した発車時刻又は同条第一項第四号若しくは第五号の規定により営業所に掲示した発車時刻前に、事業用自動車を発車させてはならない。
そうなんです。
バス停に書かれた時刻よりも前に発車してはいけないことになっているようなのです。
よくよく考えれば当たり前なのかも知れません。
定刻に間に合うようにバス停に行ったのに、もうバスが出てしまっていたとなると困りますもんね。
このことを知っていたら、明日からちょっとだけ寛大な気持ちでバスを待てるかも?(笑)
なお、実運用としては、万一時刻表よりも早くなりすぎてしまった場合には、途中のバス停で時間調整をすることもあるようです。
ただ、バスが停まっても邪魔にならないような待機スペースのあるバス停までは運行するようにしたり、5分間隔くらいでバスが来るような路線・時間帯ではあまり厳密に時間調整をしないこともあるようです。
(早発することがあるという情報は、いずれもインターネット上の掲示板などで見かけた情報で、正確ではないかも知れません。まぁ、法制度上、早発が禁止されている以上、表立っては「先に行くことがある」とは書けないですもんね。)
この辺りは臨機応変に対応してもらっても、乗客にとって悪いことではないように思います。
というわけで、「バスはどうして遅れて来るの?」という疑問について、ちょっと調べてみた結果の報告でした。
いつか、「バスはどうしてギュウギュウ詰めでも道路を走っていいの?」も調べてみたいと思っています(笑)。
それでは、また。
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